経営革新、新技術・新商品開発、新規販路開拓、経営改善に取り組む中小企業が抱える様々な経営課題の解決を図るため、NICOに登録された民間専門家が、継続的にアドバイスを行います。
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対象者要件
新潟県内に事業所を有する中小企業者等(※1)であって、経営課題解決や成長発展のために専門家のアドバイスが必要であり、以下の全ての事項に該当すること。(ただし、みなし大企業は対象外とする。)
(1)創業や経営革新等により経営の向上を目指す意欲があること。
(2)経営の向上に係る目的または目標が明確であること。
(3)本事業により支援の効果が期待できること。
※1 中小企業基本法(昭和38年法律第154号)に規定する中小企業者および創業者であること
→対象外(中小企業者ではない者) : 医療法人、農事組合法人、NPO法人、社会福祉法人、財団法人、社団法人、学校法人、会社法(平成17年法律第86号)に規定する会社以外の農業法人及び農業生産法人
(※農業法人及び農業生産法人のうち、合名会社、合同会社、合資会社、株式会社(有限会社含む)は対象)
派遣回数・期間
派遣期間は派遣決定日以降から令和5年2月末までの間で、1企業につき最大5回まで専門家を派遣します。
経費負担:一般枠の場合
派遣1回あたりの申請者負担(謝金・旅費・消費税込)は1/2となります。
- 県内専門家への1回あたりの謝金総額 45,000円(旅費・消費税込)
うち申請者負担分 22,500円 - 県外専門家への1回あたりの謝金総額 57,000円(旅費・消費税込)
うち申請者負担分 28,500円
経費負担:小規模企業枠の場合
小規模企業(※2)に該当する場合、派遣1回あたりの申請者負担(謝金・旅費・消費税込)は1/3となります。
※2 小規模企業とは(中小企業基本法の小規模企業者の定義による)
製造業その他:従業員20人以下、商業・サービス業:従業員5人以下
- 県内専門家への1回あたりの謝金総額 45,000円(旅費・消費税込)
うち申請者負担分 15,000円 - 県外専門家への1回あたりの謝金総額 57,000円(旅費・消費税込)
うち申請者負担分 19,000円
派遣専門家
・NICOの登録専門家として認定を受けた法人又は個人です。申請の際に派遣を希望する専門家を選定してください。
・派遣を希望する専門家がNICOに登録されていない場合は、専門家登録を行う必要があります。申請前に下記までお問い合わせください。
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申請方法
以下の書類をNICOまで郵送・持参または電子メールで提出してください。
<添付書類>
①決算報告書(直近2期分)
②会社概要(パンフレット等)
※申請内容により、追加書類の提出を求めることがあります。
※提出書類に不備、不足がある場合は、受付できないことがありますのでご注意ください。
申請受付期間
令和5年1月11日(水)まで
利用の流れ
①事前相談
企業が専門家を選定、専門家に直接連絡し、本事業利用について相談の上、支援内容や時期、回数等を事前調整
◆登録専門家とパッケージプランの検索はこちらをご覧ください → 『専門家検索』を開く
②申請書の提出
申請書と添付書類(※)をNICOへ提出
※添付書類:決算報告書(直近2期分)、会社概要(パンフレット等)
③審 査
NICO担当者がヒアリング調査を実施(必要により訪問)のうえ、申請企業の概況、課題や支援内容を審査
④派遣決定通知、請求書(企業負担金)送付
NICOから申請企業へ派遣決定通知と企業負担金の請求書を送付
⑤企業負担金の振込
申請企業からNICOへ企業負担金を振込
⑥NICOから専門家へ派遣の依頼
⑦専門家派遣による支援を開始
⑧事業終了後、企業及び専門家はNICOへ報告書を提出
最終派遣終了後10日以内に、企業は「専門家派遣に関する報告書」を、派遣専門家は「支援業務報告書」と「指導料請求書」を、それぞれNICOへ提出
(※最終提出期限:令和5年3月10日)
報告書(指定様式)
専門家派遣に関する報告書(企業用)(40KB)
支援業務報告書(専門家用)(41KB)
指導料請求書(34KB)
⑨派遣専門家へ謝金振込
NICOで報告書を確認後に派遣専門家へ謝金振込
留意事項
- 予算等の事情や審査結果によっては、ご希望に添えない場合や派遣できない場合がありますのでご承知おきください。
- 派遣決定前の実施、及び令和5年2月末日以降の実施については、本事業の対象となりませんのでご注意ください。
- 各種申請書の作成や実務の代行、セミナーや講演を目的とした派遣は本事業の対象となりません。
- 自社との間で継続して診断・助言を受ける契約(顧問契約等)を締結している専門家は派遣できません。
- 前年度と同一の経営課題についての、診断・助言を受けるための申請はできません。
- 専門家による支援の際に、NICO職員が同席する場合があります。
専門家登録の方法
本事業で派遣できる専門家は審査による登録が必要です。申請前にお問い合わせのうえ、以下の書類をNICOまで提出してください。
専門家登録申請書(指定様式)
● 個人での登録用
専門家登録申請書(個人用)(66KB)
記載要領(個人用)(170KB)
● 法人での登録用
専門家登録申請書(法人用)(65KB)
派遣予定従業員名簿(法人のみ)(31KB)
記載要領(法人用)(168KB)
専門家登録更新の方法
専門家登録の更新には更新申請が必要です。以下の書類をNICOまで提出してください。
専門家登録更新申請書(指定様式)
● 個人での登録用
専門家登録更新申請書(個人用)(58KB)
記載例(個人用)(129KB)
● 法人での登録用
専門家登録更新申請書(法人用)(57KB)
派遣予定従業員名簿(法人のみ)(31KB)
記載例(法人用)(128KB)
Q&A集
Q1.専門家派遣事業では、どのような企業に対して専門家を派遣してくれるのですか?
A:
次のすべてに該当する中小企業であって、かつ、経営資源などの制約から専門家を派遣することが必要であると認められる中小企業者です。なお、みなし大企業は対象外となります。
・創業者あるいは経営革新を行い経営の向上を目指す意欲のある者
・経営の向上に係る目的または目標が明確な者
※「みなし大企業とは」
1.一つの大企業(中小企業以外の者)が発行済み株式総数又は出資総額の1/2以上を単独に
所有又は出資している場合
2.複数の大企業が発行済み株式総数又は出資総額の2/3以上を所有又は出資している場合
3.役員の半数以上を大企業の役員又は職員が兼務している場合
Q2.ISOの認証取得を計画していますが、専門家を派遣してもらえるでしょうか?
A:
ISOに対する理解や知識を深めてもらうことで、認証取得に向けての動機付けをするために派遣しています。
例えば、専門家によるISOの概要説明や規格要求事項の解説などが当てはまります。
Q3.誰を専門家として選定してよいかわかりません。どうしたらよいでしょうか?
A:
『専門家検索』を利用すると、NICOに登録している専門家を検索することができます。
Q4.専門家派遣事業で専門家を派遣した事例を教えてください。
A:
今までに次のような申請に対して専門家を派遣しました。
- 取引金融機関に提出する「経営改善計画」の策定、見直し
- 生産工程の見直しによる品質向上、効率向上のアドバイス(製造業)
- 店舗設計及びレイアウトに対する具体的なアドバイス(小売業)
- 生産現場改善及び労働安全の管理手法に対するアドバイス(製造業)
- ISO9001の概要、各規格要求事項の解説(建設業)
- 創業に伴う事業計画作成に対するアドバイス ほか
※その他支援枠
一般枠・小規模企業枠での全ての派遣が終了し、NICOへ「専門家派遣に関する報告書」及び「支援業務報告書」の提出後であれば、その他支援枠への申請が可能です。
①新型コロナウイルス感染症の影響が生じる中、売上が減少した中小企業や令和4年8月3日からの大雨による被害を受けている中小企業が抱える様々な経営課題(経営改善、資金調達、販路開拓 など)の解決を図るためのアドバイスを行います。〔無料〕
⇒ 専門家派遣事業【コロナ対応枠】※詳細ページにリンクします。
② 新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、国や県などの補助金を活用した既存事業の拡大や業態転換、新たな商品・サービスの開発に向けたアドバイスを行います。〔無料〕
⇒ 専門家派遣事業【チャレンジ支援枠】※詳細ページにリンクします。
③ IT・IoT・AIの導入やDXを推進するにあたっての諸課題を解決するためのアドバイスを行います。 〔有料〕
⇒ 専門家派遣事業【DX支援枠】※詳細ページにリンクします。
④ 原油高、原材料高、円安等の影響により、売上等が減少した中小企業が抱える様々な経営課題(経営改善、資金調達、コスト削減、省エネルギー機器導入など)の解決を図るためのアドバイスを行います。〔無料〕
⇒ 専門家派遣事業【原油価格・物価高騰等対応枠】※詳細ページにリンクします。
お問い合わせ先
経営革新支援チーム
TEL:025-246-0056 FAX:025-246-0030 E-mail:senmonka(アット)nico.or.jp