日程2019年2月20日(水)~21日(金)
会場アオーレ長岡
応募作品数55 点
応募社数49 社
受賞商品数13 点
入場者数
(一般公開)270 名
会期日程2月20日(水)審査、21日、表彰式、一般公開、22日一般公開
インテリア
ストーリオ株式会社
精度の高い加工技術、美しいフォルム、木材を透過する光の加減などが、高いレベルでデザインされており、大賞にふさわしいプロダクトである。「魚沼市大白川のブナ」を活用することにより、里山の保全につながるという、サステナブルな視点も評価に値する。
ステーショナリー
増田切出工場
鉛筆を安全に確実に削るという行為に真摯に取り組み、シンプルながら魅力的な造形にまとめ上げたことを高く評価した。鉛筆を使用する機会は少なくなっているが、削ってみたいと思わせることに成功しており、新たな可能性を感じるプロダクトである。
キッチンツール
株式会社山谷産業
缶切りを使用する機会は少なくニーズも多いとは言えないが、購買意欲をそそるカラー展開と魅力的なパッケージによって、見事にリ・ブランドに成功している。ものづくり産地のお土産としても活用できるなど、キッチン用品の新たなアプローチとして評価した。
ファッション
linea
伝統的なストライプ(亀田縞)と機能的かつ高レベルなパターンデザインを見事に融合させ、作業着である「もんぺ」の新しい可能性を開くことに成功した。地域に根差した取り組みとして今後の展開に期待したい。
テーブルウェア
株式会社諏訪田製作所
鍛造ならではのフォルム、切れ味、素材感、重量感は唯一無二の存在としてカトラリーの新しい価値を生み出すことに成功している。すべてにおいてバランスの良い大変素晴らしいプロダクトである。
ツール
株式会社ナカヤ
汎用性の高さ、機能に実直なデザインは好感が持てる。作業現場での粉塵問題を高レベルで解決するプロダクトとして評価した。さらなる機能デザインの進化を期待したい。
ステーショナリー
長岡産業デザイン研究会
花火を飛び出すペーパークラフトで表現した着眼点が良い。近年、世界的に知名度が上がっている長岡花火のご当地ならではのプロダクト。絵本以外にも展開の可能性があり、今後の進化を期待したい。
キッチンツール
一菱金属株式会社
ユーザーへの細やかな配慮が行き届いている素晴らしい商品。一見素気ないほどシンプルな造形でありながら、良く考えられたデザインは多くの方に受け入れられる商品となるだろう。
システム
株式会社フォーワテック・ジャパン
自然体で伝えるべきことを無理なく伝えることに成功しているプロジェクト。地域の特性を上手く表現できており、取り組みが続くことで産地そのもののブランディングにもつながる好例となりうる。
キッチンツール
セーブ・インダストリー株式会社
果物を楽に絞ることに特化し、器にフィットするよう下部にシリコンを採用するなど、機能面でもよく考えられている。果汁が美しく見える透過性の高い樹脂を使用するなど素材の選択にも魅力を感じさせるプロダクトである。
テーブルウェア
丸三安田瓦工業株式会社
安田瓦独特の質感、色をうまく昇華させたデザインを評価した。安田瓦の歴史や文化などの背景を生かしたストーリー展開に可能性を感じる。
ステーショナリー
株式会社タケダ
機能性、質感、美しいフォルムを高度な製造技術で実現させた新潟らしい非常に完成度の高いプロダクトである。
生活市場へ向けた「新しい商品」、生活を支える「新しい仕組み」がニイガタにはたくさんあります。