第29回 ニイガタIDSデザインコンペティション 2019

審査員コメント

花火を飛び出すペーパークラフトで表現した着眼点が良い。近年、世界的に知名度が上がっている長岡花火のご当地ならではのプロダクト。絵本以外にも展開の可能性があり、今後の進化を期待したい。

企画意図

2020年に長岡市は、「長岡花火を核にした地域資源の発信と、多様な利用者へのサービスを提供することのできる交流拠点」とした「長岡花火館」が設置開設されます。その施設での花火に関連した「お土産品」の一つとして「花火＝長岡」を強く意識した商品です。これまでのお土産品という概念では考えられない「感動が蘇るお土産」として、かみはなび-越後長岡を企画開発しました。

デザイン・システム展開のポイント

かみはなび-越後長岡は、飛び出す絵本タイプの「飛び出すペーパークラフト花火」です。長岡花火で感動した気持ちを嵩張らないで「感動が蘇るお土産」として長岡らしい「三尺」「フェニックス」「天地人」「ナイアガラ」など様々な花火の感動を共有できるとデザインしました。