NICO(公益財団法人にいがた産業創造機構)では、県内企業のデジタル化に資する製品やサービスの開発・実証事業に要する経費の一部を助成します。
令和5年度採択事業
今年度は以下3件の事業を採択し、令和6年2月末まで試作開発を行います。
①株式会社KUNO(https://kuno-corp.com/)
「顔認証システムの外部連携及び新規デバイスでの実装試作」
②株式会社サーティファイ(https://www.sikaku.gr.jp/)
「誰でもオンライン試験!AI不正監視システムのブラウザ拡張開発」
③株式会社トラスト(https://trust-coms.com)
「AI画像認識による異物混入検出システムの開発」
※50音順
助成金概要
対象事業
県内企業のデジタル化に資する製品やサービスの開発・実証事業
対象者
県内に主たる事業所を持つ製品・サービスを開発する者を代表とし、製品・サービスの顧客(ユーザ)となる者等で構成された共同事業体(コンソーシアム)
※助成金の交付先は共同事業体の代表者とします。
※大学、研究機関等が共同事業体に参加することは必須ではありません。
対象経費
経費区分 |
内 容 |
人件費 |
事業に従事する者の直接作業時間に対して支払われる人件費(給与その他手当) |
謝金 |
専門家謝金 |
旅費 |
事業従事者や専門家の交通費、日当、宿泊費 |
備品費 |
事業の遂行に必要な機械器具で、原則として借用(リース)が不可能な場合で、1件(単価)50万円未満(税抜)のもの。ただし、事業実施に付随する必要最小限とすること。 |
開発費 |
原材料費、外注費、役務費、使用料及び賃借料、消耗品費※、資料購入費 |
調査分析費 |
マーケティング調査費、モニター調査分析費 |
雑費 |
報告に必要な資料作成費 |
その他 |
内容については事前に協議すること。 |
※消耗品は取得単価が5万円未満(税込)のもの。
※事業期間内に契約・納品・検収・支払が完了する経費が助成対象となります。
助成率
助成対象経費の1/2以内
助成上限
1件当たり500万円
事業期間
交付決定日から令和6年2月29日(木)
公募期間
令和5年4月10日(月)から令和5年5月18日(木)17時まで(必着)
申請方法
添付の要領・要綱等を事前にご確認の上、提出書類一式を作成し、電子メールやファイル共有サービス等の電磁的方法により公募期間内に提出してください。
■提出書類
①事業計画提案書
②直近3期分の決算書の写し
(貸借対照表、損益計算書、製造原価報告書、販売費及び一般管理費の内訳書)
③法人登記簿謄本の写し(履歴事項全部証明書)
※個人事業者の場合は開業届の写し
④事業内容が分かる資料(開発品の概略図、システム説明図等)
⑤直近の事業税の納税証明書(未納が無いことの証明用)
※事業税が非課税の個人事業者、未決算企業、創業予定の個人の場合は代表者の所得税(税務署発行)又は住民税(市町村発行)の納税証明書
※③は共同事業体に参加する者全てについて提出してください
※⑤は新潟県内に事業所を有し共同事業体に参加する者全てについて提出すること(大学、研究機関等は除く)。
■提出時の注意事項
・事務処理簡略化の観点から、本事業においては原則押印を廃止しております。
採択までの流れ
①ヒアリング
事務局が申請企業を訪問し、ヒアリングを行います。
(5月中旬~6月上旬予定)
②審査等
提出書類等に基づき、書面審査の後、外部有識者を含む審査委員会においてプレゼンテーション方式による審査を行います。
③採否の通知
応募者宛て電子メールにより通知します。
【参考】令和4年度採択事業
昨年度は以下6件の事業を採択し、令和5年2月末まで試作開発を行いました。
①株式会社アイセック(https://iseq.co.jp/)
「従業員の健康情報に関するサーベイ及び一元管理システムの開発」
②株式会社アイビーシステム(https://www.ib-system.co.jp/)
「自己位置推定と環境地図作成機能を有した合鴨ロボットの製作」
③株式会社ガゾウ(https://www.gazo.co.jp/)
「ウエアラブルデバイスによる自動車整備作業現場の遠隔スキルシェアDX推進」
④株式会社KUNO(https://kuno-corp.com/)
「顔認証による入退場管理システムを改良しておこなう汎用化開発」
⑤株式会社サーティファイ(https://www.sikaku.gr.jp/)
「オンライン試験の解答方法を手書きや音声に拡張し試験DXを推進する」
⑥株式会社ビアパイント(https://www.beerpint.beer/)
「醸造管理SaaSによる、酒税業務効率化と原価管理見える化」
※50音順
お問い合わせ・申請書類ご提出先
(公財)にいがた産業創造機構 デジタル化支援チーム 担当:石澤、丸山
〒950-0078 新潟市中央区万代島5-1 万代島ビル9F
TEL:025-246-0069
E-mail:it(アット)nico.or.jp(アットは半角のアットマークに置き換えてください。)