競合がひしめく生産財分野において販路拡大を進めるためには、ターゲットとする企業が抱える課題やニーズに対して自社の技術力がその解決策として競合よりも優れていることをわかりやすく伝える力(=技術提案力)が必要です。
本事業では、技術提案の内容や提案手法、行動計画等を専門家とともに考えながら技術提案力を強化し、新規取引先獲得に向け、営業や経営に活かしていただくことを目指します。
過年度に参加した事業者からも高評価を得ている事業です。ふるってお申し込みください。
対象者
BtoBを主体とした製造業者で新潟県内に事業所を有する者のうち、次に掲げる要件に全て該当する事業者です。
(1)自社の技術に強みや特徴があること
(2)技術提案力の向上を目指す意欲、体制を有していること
(3)技術提案力の向上に関する目的又は目標が明確であること
募集社数
5社
1社あたりの支援回数
5回
【標準的な支援プランは以下のとおり】
内容 | |
1 | 現場確認の実施、提案力を向上したい技術の意向確認 |
2 | 提案する技術の決定、3Ⅽ分析による技術㏚ポイントの整理① |
3 | 3Ⅽ分析による技術㏚ポイントの整理② |
4 | 自社技術の特徴、お客様のメリット、競合技術との比較等を記載した提案資料作成① |
5 | 提案資料の作成②、提案に向けた実践練習 |
企業負担金
10,000円(税込)/5回
専門家
独立行政法人中小企業基盤整備機構 関東本部 中小企業アドバイザー 後藤 淳 氏
【後藤氏略歴】 音響・映像機器メーカーで、6年間営業を経験したのち20年間商品企画・マーケティング部門に在籍し、プロダクトマネージャーとして国内外の商品企画開発に数多く携わる。 2013年4月から中小企業基盤整備機構の中小企業アドバイザーとして中小企業の販路開拓を支援している。 |
昨年の利用者の感想
【A社】今までの提案が自社の主観によるもので、相手の望みに応える内容ではなかったことに気が付けた。そして「強み」の本質を理解できたことが大きな成果だった。
【B社】細かな部分まで見ていただき、特に顧客の視点からのご指摘はなるほどと唸るところが沢山あり、非常に助かった。
【C社】売り込み先を絞ることの重要性を学び、自社製品の独自性や優位性を明確にできた。この手法は他の製品にも展開できるので、非常に良かった。
お申込方法
下記3点の申請書類を、メールまたは郵送にてご提出ください
①個別支援申請書
②直近2か年分の決算書(貸借対照表、損益計算書、販売費及び一般管理費、製造原価報告書、株主資本等変動計算書、個別注記表)
③会社案内(パンフレット等)
申請書類提出先
上記①~③を一式揃え、メールまたは郵送で下記まで提出ください
公益財団法人にいがた産業創造機構
生産財マーケティングチーム 渡部 宛
torihiki@nico.or.jp
申込期限
令和4年7月22日(金)17:00必着
審査及び参加条件
提出いただいた申請書類をもとに、NICOで下記の審査項目により審査を行い、支援先を決定します。
【審査項目】
① 自社技術に強みや特徴があるか
② 技術提案力の向上を目指す意欲や、体制を有しているか
③ 技術提案力の向上に関する目的又は目標が明確であるか
④ 事業を遂行することにより効果が期待できるか
※特に、技術提案力向上により新分野への参入や新市場への提案を目指す方や、ビジネスモデルの転換を目指す方など、技術提案力の向上をより積極的に活用いただける事業者を優先的に選定します。
審査結果は8月上旬を目途に、審査の結果を問わず全ての申込企業に通知します。
支援先として決定した企業には、審査結果通知と併せて企業負担金請求書を送付します。
なお、審査結果に関するお問い合わせには一切お答えしかねますので、あらかじめご了承ください。
※個別支援実施に際し、会場として会議室等を用意ください。
※個別支援実施に際し、パワーポイントを使用する場面があります。