第一食品株式会社

2018年02月08日
NICOpress 150号海外展開補助金(助成金)

日本のアイスを世界に発信し、たくさんの人を幸せにしたい。

第一食品株式会社 取締役 営業部長 山田 寛子 氏
取締役 営業部長 山田 寛子 氏

「いつかは、新潟の農産品にこだわったアイスも作りたい。大手ではできないことをやっていきたいですし、中小メーカーだからこそ、他とは違うことができると思っています」と語る山田部長。

 

高単価のプレミアムアイスとニーズに応えるOEMが好調

昭和25年の創業以来、全国の消費者に愛されるアイスを製造している第一食品。特にモナカアイスと、餅でアイスをくるんだ大福アイスが同社の得意とする商品だ。平成12年に「贅沢最中シリーズ」を発売したのを皮切りに、高級志向のプレミアムアイスで独自色を出しており、最近では日本の四季をイメージし、国産果実を使ったモナカアイス「みもな」がヒットしている。
総合スーパーやコンビニからのOEMの依頼も増えている。「いま流通からは店独自の付加価値の高い商品のニーズが高まっています。細かい要望に応え、かつクオリティの高いものを提供する場面は、まさに当社の出番。量産もできるし、小ロットも対応できるのが当社の強みなので、それを意識して展開しています」と山田部長は話す。

第一食品株式会社 みもな

国産原料のモナカアイス「みもな」

 

支援事業を活用してドバイや東南アジアへの展開を開始

近年は海外展開にも注力。平成28・29年度にはNICOの「海外市場獲得サポート事業」を活用し、ドバイでの市場調査や商談会に参加。また、平成29年10月にはシンガポールで開催された展示会Food JapanのNICOブースへも出展した。
海外製品と比べ、日本のアイスはクオリティが高く、近年増えている日本食レストランでのデザート用アイスのニーズが高いという。「ドバイは日本の大手メーカーが進出しておらず、また2020年の万博に向けて勢いがあることを知って、展開を図っています。現在はドバイモールで販売されています。一方のシンガポールは業務用の引き合いが多いですね。今後はJETROの支援でマレーシアの商談会に参加し、ベトナムの市場調査も行っていきます」。

第一食品 海外出張

海外ではすでに、餅でくるんだアイスが「餅アイス」というジャンルとして確立している。山田部長は展示会などの海外出張から現地の嗜好などさまざまな情報にアンテナを貼り、開発に着手する。

 

ジャパンクオリティのアイスを広めていく

季節柄10月から3月の冬期間は製造が落ち込むが、最近はOEMと海外向けの対応で順調に生産を伸ばしているという。12月には国内、海外の両方で販売する大福アイス「MOCHI MORE」を発売。和の風情に洋風テイストが入った商品は、1個160円という高めの価格設定でもコンビニから喜ばれるという。今後もさらに贅沢な素材を使ったアイスの開発を考えている。
海外展開に可能性を感じていると同時に、中小企業はNICOなどの支援があってこそ、進むことができると話す山田部長。「商談会や展示会は続けて足を運んでこそ、つながりを作れます。サポート事業やFood Japanは、次年度も利用したいので、ぜひ長い目での事業継続をお願いしたいと思います」。

MOCHI MORE
大福アイス
12月11日に発売の新作大福アイス「MOCHI MORE」。日本を感じさせ、インスタ映えも意識したパッケージデザイン。大福アイスを手掛けて15年の同社のこだわりがつまっている。

 

NICO支援メニュー活用

「海外市場獲得サポート事業」を活用し、ドバイのバイヤー招待制商談会への出展や市場調査を行った。シンガポールでの見本市「Food Japan」にNICOブースで出展。アジア圏の取引拡大を進めている。

会社情報

第一食品株式会社NICOクラブ会員

〒959-0132 燕市分水あけぼの1-1-71
TEL.0256-91-3111
FAX.0256-91-3135
URL http://www.daiichisyokuhin.com

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