“人月の延長戦”は、もう終わりです 下請け中心から“共創パートナー”へ |
生成AIの登場で“人月の積み上げ”は急速に価値を失い、発注元は内製化を加速させています。このまま“言われたものを作る側”に留まりますか?それとも、顧客と共に“事業を創る側”に進みますか?今が舵を切るべき時です。受託で稼ぐビジネスを続けてしまう延長戦は、この先通用しません。「SIerはもういらない」と言われる日が、すぐそこまで来ています。
◆ 変化は待ってくれない。直視すべき3つの現実。
「いつかやろう」は、もう通用しません。貴社の事業基盤を揺るがす変化は、すでに始まっています。
●人月モデルの崩壊 AIアシスタントの進化により、これまで「1人月」かかっていた作業が「数日」で 完了する事例が出始めています。価格と納期の常識が覆り、従来の見積り前提はもはや通用しません。 ●内製化の加速 ユーザー企業はAIを武器に、システム開発の“外注”依存を急速に縮小しています。下請けのままでは、受注そのものが痩せ細っていくことは避けられません。 ●AIエージェントの到来 要件定義から開発、運用までを自律的にこなすAIエージェントが視野に入っています。 “作る人手”の価値は、これからますます薄まっていくでしょう。 |
変化は、私たちが思うよりずっと速く進んでいます。今こそ、未来への意思決定と投資配分を根本から変えるべき局面です。
◆ 生き残りではなく“成長”へ。本ワークショップで得られること。
本ワークショップは、単なる延命策を探る場ではありません。
貴社の核となる強みを活かし、新たな成長軌道を描くための実践的なプログラムです。
●役割の再定義:受託開発者からビジネス共創パートナーへ 顧客の『なぜ(Why)』『何を(What)』に踏み込み、共に価値を創造する視点へ転換します。 ●“商品”の再設計:工数から技術力(知的資産)を売るビジネスモデルへ 業界特化の再利用コンポーネントやAIプラットフォーム、コンサルティング能力など、貴社ならではの「知的資産」を収益化する道筋を描きます。 ●人材の再定義:現場力から“科学”されたスキルへ 技術者の『経験と勘』を『科学されたスキル』へと進化させ、常に高付加価値な提案と開発を実現できる組織を構築します。 |
これは“商売替え”に等しい覚悟が求められる変革です。しかし、それは最大のチャンスでもあります。
自分たちの強みを改めて整理し、本質を磨き、手段は大胆に更新する。その一歩を踏み出しましょう。
対象
新潟県内IT企業の経営者・経営企画部門担当者
◆ こんな企業様におすすめします
- 親事業者の仕様に従う、下請け中心のビジネスモデルから抜け出したい
- 人月モデルが収益の大半を占めている
- 厳しい単価・納期の圧力で技術者が疲弊し、将来の担い手確保に不安を感じている
- AIの個別導入は進めたが、事業としての勝ち筋が見出せていない
概要
日 時:1日目 令和7年11月10日(月)10:00~17:00
2日目 11日(火) 10:00~17:00
会 場:NICOセミナールーム(新潟市中央区万代島5-1 万代島ビル11階)
定 員:20名
※複数人での参加も可能。申込多数の場合は調整させていただきます。
参加費:1名 80,000円 (税込)
※通常価格160,000円のワークショップです。この機会に是非ご参加ください!
交流会:1日目の終了後に開催予定(会費制 5,000円(税込))
(お申し込みの方に詳細のご案内と出欠確認を行います。)
▼ワークショップ詳細▼ ※当日の進行の手順、内容については都合により変更の可能性があります。
開催日 | 内容(予定) |
11月10日(月) 【現状認識と未来予測】 外部環境の激変を正しく理解し、内部環境(自社の強み)を客観的に分析。新たな価値提供の可能性を探ります。 |
講義1 テクノロジーインパクト |
ワークショップ1 危機感の言語化 |
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★交流会(17:30~19:00) |
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11月11日(火) 【戦略策定と実行計画】 1日目の分析を基に、自社が目指すべき「ありたい姿」を描き、そこから逆算して具体的なアクションプランに落とし込みます。 |
講義3 変革のフレームワーク |
ワークショップ 3&4 変革シナリオ策定 |
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最終発表&フィードバック |
講師
ネットコマース株式会社 代表取締役 斎藤 昌義 氏
日本アイ・ビー・エムにて営業と新規事業開発を担当。その後同社を退職しネットコマース株式会社を設立。
通産省(現:経済産業省)の新規事業補助事業、IPAの新技術開拓プロジェクトへの参画や、ITベンダーの営業力強化研修やコンサルティングを手掛ける。
【著書】 システムインテグレーション革命
~AIの大波に立ち向かうための「脱人月」シナリオ~(技術評論社)
【図解】コレ1枚でわかる最新AIトレンド 改装新訂5版 (技術評論) 他多数
後援
新潟県IT産業ネットワーク21
申込方法
こちらのフォームからお申し込みください。【申込締切】10月30日(木)
お問い合わせ先
(公財)にいがた産業創造機構 デジタル化支援チーム 水沼、山田
TEL:025-246-0069
E-mail:it(アット)nico.or.jp(アットは半角のアットマークに置き換えてください。)