燕三条イタリアン Bit

2015年04月03日
NICOpress122号

燕三条イタリアン Bit 代表 秋山 武士 氏

モノづくりの街「燕三条」という地域の魅力を付加価値として提供する、地元愛にあふれた新しい飲食サービスを提供している燕三条イタリアンBit。料理を介して、人をとことん楽しませ、街に活気を与えたいというオーナーシェフの挑戦に、多くの人が注目している。

燕三条の技と魅力を伝えるレストランの新たなスタイル

一流のテーブルウェアで料理を楽しむという付加価値

燕三条イタリアンBitは、「燕三条」をコンセプトにしたイタリアンレストラン。燕市出身で、東京のホテルで経験を積んだ秋山代表が、2013年に新潟市内にオープンさせた。同店では燕三条イタリア野菜研究会が作る野菜や、燕三条が誇る一流のテーブルウェアが使われる。「通常、レストランが提供するのは料理、接客サービス、空間。そこに新たな付加価値を加え、より料理を楽しんでいただき、燕三条の魅力にも触れてもらいたい」と秋山代表は語る。
ランチ・ディナーに用意されている「玉川堂コース」では燕三条を代表するテーブルウェアを使用。「超一流の食器を前にすると、見合った調理、接客を提供しなければと思います。スタッフ全員が工場を見学し、職人技の凄さを体感したうえで、お客様に良さを伝えています」。

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燕三条産品の魅力を体感するパーティスペースが誕生

昨年11月には店舗の上の階にパーティスペースをオープン。階段の脇のショーケースには鎚起銅器の製造過程や、マグカップの構造を紹介する展示がなされ、店内には㈱諏訪田製作所のニッパーや、マルナオ㈱の箱の端材で作られたオブジェが飾られている。コンセプトは「燕三条に行きたくなるような店」だ。
「スペースのアイデアが浮かばなかった時、店舗づくりに協力いただいた社長からコンセプトの大切さをアドバイスされ、エルメスを見てくるといいと言われました。エルメスでは、店や商品にパリが埋め込まれていると教えられ、新しく作るスペースは燕三条を知ることができる場所にしようと決めました」。オープンにあたっては、国のものづくり補助金に申請。革新的なサービスであること、という条件をクリアし、採択を得た。

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それを目当てに人が集う「食」が持つ力を追求していく

今年1月、秋山代表はフランス・スペインに出かけ、三ツ星レストランを巡ってきた。特に食を求めて多くの人が訪れるサン・セバスチャンは興味深かったと話す。「当店の界隈で自分が店を増やしたり、独立したスタッフが出店して、いつかサン・セバスチャンのような街にできたらと思います」。
また、英語でのサービスができるようになろうと、スタッフ全員で英会話の勉強を開始した。将来、海外の商談会などで燕三条の道具でケータリングをしてみたい、という夢の実現に向けての一歩でもあるという。
こうしたフットワークの良さ、ひたむきな学ぶ姿勢は、店の魅力づくりに直結している。多くの人が引きつけられる、店が持つ熱気の源はそんなところにあるようだ。

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創業促進補助金を活用して創業。ものづくり補助金を活用して新フロアをオープンしました。

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「お客様を楽しませたい気持ちは人一倍持っています。店で楽しんでいただいて、燕三条に行ってみようと思っていただけたらうれしいです」と語る秋山代表。
「玉川堂コース」で使われるテーブルウエアは、玉川堂のサービスプレートやワイングラス。ennブランドのカトラリー、マルナオの八角箸、スノーピークのチタンダブルマグなど。一流の品が揃う。
昨年11月にオープンしたパーティスペース。壁は敬意を表してのエルメスカラー。壁に設置したショーケース内にはテーブルウエアが飾られている。

【企業情報】
燕三条イタリアン Bit  URL http://bit2013.com
〒951-8051 新潟市中央区新島町通1ノ町1977
TEL.025-201-7933 FAX.025-210-7520

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