企画意図

手仕事をわかりやすく伝える「手仕事×数値」の包丁づくり。 伝統的な形状の包丁がさらに使いやすくなるように、切れ味の良い刃先形状をデザインしました。 そして包丁の切れ味の良さは使うまでわからない、という声から、包丁のために開発した測定機器で「切れ味の良い包丁」の刃の角度、刃先形状を定量化しました。 三条の職人の「切れ味」を調理を楽しむ人へ、そして「技」を若い職人へ伝えます。

デザイン・システム展開のポイント

測定機器で分析した切れ味の良い包丁を定量化し刃先の薄さ、刃の角度を今まで以上に薄く、鋭角に設計しました。 柄の形状は握り型、指差し型など人それぞれの包丁の持ち方でもラクに調理できるように指のかかりを考えて形状をデザインしました。 重心バランスを三徳、牛刀、ペティナイフなどそれぞれに包丁に設計することで食材に合わせた使いわけができます。