古い技術である筋目入りの板状包装に注目し、デメリットの割る手間を面白い作業・好みに合わせた自由な調整と置き換え、企業テーマである「ちょっと不便にもどること。地球にやさしいこと」をかたちにした商品です。
■昭和の頃はお餅といえばこの形。現在主流の個包装と比較しプラスチック使用量が50%に抑えられる点に改めて着目し、見せ方をリデザインした点が素晴らしい。■「ちょっと不便な」使い勝手については、裏表で異なる筋目を入れ、割るサイズを調整可能にするブラッシュアップで対応。■お米と餅を混ぜるという発想も食感の興味をそそられ、割るという体験を含め「食べてみたい」という気持ちが高まるパッケージである。
【想定ターゲット】・(BtoC)教育や環境問題に関心のあるファミリー(4人)・自分のそしゃく能力に応じて適当な大きさに分割することができることから高齢者。(BtoB)プラスチックゴミを減らし、作業効率を上げたい飲食店。
生活市場へ向けた「新しい商品」、生活を支える「新しい仕組み」がニイガタにはたくさんあります。