第30回 ニイガタIDSデザインコンペティション 2020

企画意図

ウイスキーなどの熟成酒は、熟成期間の長いものが高価で手に入りにくいのが現状。その熟成を自宅で気軽に楽しめるように開発されたのが「ミズナラスティック」です。樽と同じ木材をお酒に直接漬けるという、逆転の発想から生まれました。 世界からも注目されている北海道産のミズナラを使用し、香り高い風味を楽しめます。 国産の間伐材の有効活用に繋げる為、多くの方に楽しんでいただけるよう、趣向を凝らした商品に仕上げました。

デザイン・システム展開のポイント

熟成樽の内側は焼かれていて、この焦げがお酒の熟成を促進します。間伐、製材、加工をすべて国内でしていることから、その焼きの工程をレーザー彫刻で、日本らしい和柄の「麻の葉」を施しました。 日本人には馴染みのあるどこか懐かしいような落ち着くデザイン、海外の方は日本らしい粋なイメージのデザインです。