企画意図

お茶に含まれる栄養素は古来より広く知られているが急須で淹れた時、飲茶で吸収できる 栄養は全体の30%位しかなく残りは茶殻として捨てているのが現状です。緑茶を臼で 挽き粉茶で飲んだりお料理、お菓子に添加することで茶葉の栄養まるごと頂けます。 新聞、ニュース等マスコミで報道のとおり、緑茶は心臓病、脳血管病、呼吸器病等に 効果ありと具体的な数値で各機関より発表がありました。日常生活に密着し健康長寿を支える道具を 目的に開発しました。

デザイン・システム展開のポイント

心臓部のグラインダーはセラミック磁器を使用する事で金属臭が無く、石臼型に成型 する事で茶葉の風味を損なわずに挽けます。また、細目⇔粗目が可能な粒度調整付で飲茶 だけでなく料理等にも幅広く使える手動式お茶ミルです。 本体は、置いても持ってもシッカリ握れるサイズを意識し、底には滑り難くテーブルを傷つけ難い エラストマゴムを付けました。受容器は挽いた茶葉の分量が確認しやすく取り出しやすい円錐型です。