企画意図

大正期の富裕層を中心に重宝された蒸かまどは木炭を燃料とする幻の陶器製炊飯器です。 70年前まで蒸しかまどを製造販売していた弊社では、多くの方々から最高に美味しい 炊き方でご飯を食していただきたいと思い一般家庭でも手軽に調理可能な 「ミニ蒸しかまど3合炊き」を開発しました。また、炊飯だけでなくそれ以外の 調理器具としての機能も追加し、一台で多様な調理を楽しんでいただけるように 付加価値をつけました。

デザイン・システム展開のポイント

従来の蒸しかまどは、 ①大型で重い ②燃料が木炭で室内では扱える場所の制限がある ③炊飯にコツが必要 ④炊飯以外の使用用途が無かった。 一方、このたび出展したミニ蒸しかまどは ①卓上用に軽量化 ②固形燃料で炊飯可能でき室内で取り扱いが可能 ③33分～40分で絶品のご飯が炊ける点が特徴です。 ④炊飯以外の調理が可能に。 また、災害時の非常用調理器具としても最適です。