企画意図

数年前の冬、お客様から、「ある程度軽量で雪離れの良い平型スノーダンプを 考えてほしい」と言われました。１月～２月の気温が下がる日は特に雪がくっつきやすく、 市販の雪スベリスプレーを吹きかけても数回除雪すると被膜が取れ、くっつきやすくなり、 その繰り返しで苦労していました。 穴を開けることにより金属と雪の接地面が 少なくなり雪離れが良くなると考えました。それと軽量化にもなりました。

デザイン・システム展開のポイント

穴形状は、○の方が、いびつな穴より強度がありシンプルで加工性も良いので、これを採用しました。 ダンプ裏面と道路の接地がより多く当たる箇所は摩耗が多くなり本体強度が損なわれると思い、 その箇所を避け穴を開けたら機能に見合ったデザインになりました。(必然的に！) 機能とデザインが両立したダンプ。