今回提案するのはテーブルに乗せてティータイムを楽しみたくなるようなティーポット。ティータイムには茶葉を選ぶ楽しみ、飲む楽しみだけではなく、気に入った道具を選んだり使い分けたりする楽しみもある。しかしティーポットにはカップやソーサーと比べて慣れたものを手に取りがちである。そこで使い易く、選ぶ楽しみがあるティーポットを提案する。紅茶を飲む一息つける時間と空間を作り出す一つの選択肢になるように企画した。
蓋のつまみをストレートティー、ミルクティー、ローズヒップの3種類の色味に近づけ、気分によって取り換えられるようにして見た目にも楽しく紅茶を飲める空間を作り出せればと考えた。本体はお湯を入れたときに茶葉が対流するように丸みを帯びた形にし、保温力をより持たせるために本体の材料の厚みを1.2mmにして1~2人用と3~5人用を用意してシリーズ展開する。
生活市場へ向けた「新しい商品」、生活を支える「新しい仕組み」がニイガタにはたくさんあります。