第30回 ニイガタIDSデザインコンペティション 2020

企画意図

GRAVIMORPH（グラビモルフ）とは、GRAVITATION（重力）とMORPHOLOGY（形態学）という2つの言葉を合わせた造語。「重力によって動く造形」を意味する。シンプルな形のモノとモノとの組み合わせ（出合い）が、自然の力である重力の影響を受けたとき、不規則で趣ある動きと心地よい音色を生み出す。シリーズ第1弾としてSPINDLE（スピンドル）とWOBBLY（ワブリィ）を開発しました。

デザイン・システム展開のポイント

デザイナー樋口一成（愛知教育大学教授）が長年研究してきたユニークな動きと音をもとに、洗練された大人をターゲットに絞りGRAVIMORPHを開発しました。忙しい現代人にゆとりの時間をつくり、癒し（リラックス）の空間を生み出します。シンプルな形のみで構成されたデザインが素材の美しさを際立たせます。ものづくりの街「燕三条」の技術が可能にした現代アート製品です。