企画意図

現代人の足トラブルを知り、靴下メーカーとして何を解決するべきかを足の専門家を交え開発を進めてきました。まず取り組んだ課題が「正常な足にととのえるにはどのような機能、構造が必要なのか？」を3つのポイントに絞り設計しました。 1.足の横アーチをサポート編で補正する。 2.足指がしっかり可動するように足指を正しい位置に補正する。 3.歩行時に踵の衝撃を吸収し膝などの関節負担を軽減させる。 そしてできた新商品で新たな分野へ販路開拓目指します。

デザイン・システム展開のポイント

1. 足の中足骨部分（土踏まずより少し先部）を絞めて足の横アーチを形成するためのサポート編 2. 浮趾や外反母趾を改善するために指先は中で別れた、インナー5本指仕様。インナー5本指部は無縫製で仕上げているので履いた時の違和感はなく、また指の厚みを考慮し母趾側と小趾側にマチ部分が設けられている。このマチを設ける事により巻き爪の原因になりやすい靴下のつま先端（角部）にテンションがかかりにくい。 3. 高齢の方や痩せた方、ひざや股関節に負担がかかっているかたの歩行時に衝撃を吸収するためのハニカム構造のクッション編をかかとに施している。この構造も編込み技術だけでかさを増すことでできているので履いた時の違和感が無く洗濯性の取扱いにも優れている。