企画意図

【伝統の素材を再構築する】をテーマに和柄に関心のない方に対し、よりモダンにファッション性を持たせた商品に落とし込む事で、良さを再認識してもらいたい。 製作条件として ⑴日本の伝統的な柄を現代的に再構築し、身近な商品（バッグ）に落とし込む事。 ⑵染色方法は従来の技法ではなく、新しい技法を使い生地を染色し、付加価値を持たせる事。とした。

デザイン・システム展開のポイント

子供の健やかな成長や魔除けの意味を持った伝統的な麻柄のサイズやディテールをデザインし直し、元々武士の家柄や階級を表す模様とされた横縞を重ねる事でモダンなデザインに仕上げています。伝統的な染物の技法からあえて逸脱することで現代にあった和柄を提案しています。 普段使い出来るトートバッグに落とし込む事で、カジュアルにもセミフォーマルにも合うデザインになっています。