テーブルウェア
新潟県燕市砂子塚726-3
0256-98-5121
手で握る部分は大きく、飲み口を細かな鎚目がある、鎚起銅器を鋳物で作る提案です。伝統を保ちつつ、使うたび愛着が増す、ちょっとした工夫があれば器を長く使い続けることにつながり、豊かなライフスタイルにもなると考えました。
燕市の特産物である鎚起銅器を鋳物で表現しています。 「槌目」をデザインとして取り入れ、鋳肌の風合いとの絶妙なバランスになるようにしています。持ち手の部分をあえて無造作につくることで使い手が自分の手にしっくりとくる角度や指の置き方を見つける新たな楽しみ方が生まれるのではと考えました。ひとつひとつが手作業で伝統のある技術だからこそ、形状にも個性を出して「手仕事」の付加価値を高められればと思います。
生活市場へ向けた「新しい商品」、生活を支える「新しい仕組み」がニイガタにはたくさんあります。