第28回 ニイガタIDSデザインコンペティション 2018

企画意図

モノには使われている時と使われていない時の２つの瞬間があります。 断捨離が数年前からブームとなって、現在は、必要なもの、中でもつかわれるもの だけが選別所有、選別購入、される傾向にあります。 本品は収納用品として、収納アドバイザーのアドバイスを貰いつつ、「使われている時」の活躍とともに、お部屋を彩る飾りとして「使われていない時」にもいっそう光を放つ商品として企画いたしました。

デザイン・システム展開のポイント

浅型はA4サイズを重ね、深型はムック版まで縦にも横にも立て、持ち手穴付きで、書類整理にぴったり。 使われていない時は壁掛け、卓上立て、本棚入れ、のいずれも可能。壁掛け時の正面、卓上立て時の側面には「ウィリアム・モリス工房」のデザインを復刻、同色の背表紙面とともに飽きのこない伝統美を実現。手作り派のかたには布等を貼って自由に柄、色を創作可能な白色面も持つ構造を考案。