第30回 ニイガタIDSデザインコンペティション 2020

企画意図

枕は睡眠中大切な頭、顔、首と直接触し皮膚呼吸に協力する熱ゴモリのない素材が最適です。又温暖化防止と持続可能、自然との再共生を実現する為、本体は、高温多湿の日本で昔から使われているソバやモミ殻の代わりに、ＮＺ製羊毛で多機能に進化した夏・冬兼用の断熱材ウールボード（ＷＢ）を採用。内カバーには地元の伝統を代表する五泉ニット。外カバーには亀田縞を組み合わせ、新潟県を強調したシンクロメイド作品です。

デザイン・システム展開のポイント

本体は硬さ、柔らかさ、高さに加え、素材の自然反発力の安定と安心感、なめらかな寝返りが可能な曲線、素材の吸放湿力を発揮させて使用者との共生と一体感の追求、本体カバーは五泉ニットで肌触りと通気性を強調、外カバーの亀田縞は正方形型風呂敷として作成し、洗濯時の交換は手軽に、枕を包む時には縞模様を回転させ、縦、横、斜めと変化させて楽しめます。