「永く使える、お手入れも簡単なフライパンが欲しい」と思ったのが企画意図です。日本では新しいものを追い求める風潮がありますが、今後はヨーロッパのように一つのものを大切に永く使うようになってくると思います。使い捨てストロー廃止からもわかるように、 一時の便利さを求めるのではなく、これからはサスティナブルであるかどうかが商品開発・商品購入に大事なキーワードになると予想し開発に取り組みました。
収納性・使いやすさ衛生面を考えたデザインです。都心部では地価が上がってもこれまでの価格で住宅を販売するため家のサイズを小さくしています。最初に縮小される空間がキッチンです。その為、収納性に優れたキッチン用品の需要が増えると考えられます。そこでハンドルを着脱できる構造にし、さらに一枚の板を加工することで、継ぎ目がなく洗いやすく衛生的なデザインになっています。
生活市場へ向けた「新しい商品」、生活を支える「新しい仕組み」がニイガタにはたくさんあります。