第30回 ニイガタIDSデザインコンペティション 2020

システム

まちより図書館

みどりデザイン研究所

新潟市西区

企画意図

子どもの日常に植物と触れ合う時間を設けるのが難しい時代となった。子どもは学習や生活に追われ、街には外遊びの空間も減った。親世代は自然と触れ合うことで子ども自身の視野を広げてほしいと望んでいるが、現実は共働き世帯も増加、就労時間も伸びているため皆忙しい。さらに住宅事情から各家庭で土に触れる体験を実施するのが難しくなっている。そこで地域で人々が自然と集い、植物を楽しむための空間づくりについて、持続可能なシステムと共に考えてみた。

デザイン・システム展開のポイント

(設定)架空の地方都市。人口減少から街のあり方を考える時を迎えている。公共施設の老朽化が進み、統合・移転が次々に決まり町中に空き地ができるようになったため跡地の利用法について考えるという設定。周囲には学校施設が多く、街やオフィス街も近いという特色を活かし住民にとって憩いの場だけでない、植物のチカラを利用し多様な人が利用しやすいスペースになる工夫をした。

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