現在、製材品の産地・伐採場所・樹齢等の情報は、素材生産者等から伝えられる情報を丸呑みして利用している。製材業者・建築業者・施主においては、全ての情報が正確に表示され、詳細な情報を得ることの出来るトレーサビリティの完成が期待されていることから、弊社ではICタグを導入し、伐採から製材品出荷までの詳細なデータを厳格に管理、生産された製材品のトレーサビリティによる「見える化」を普及させることを目的とする。
樹木を伐採した直後に、材の木口にICタグを直接打ち込み、GPS、樹齢、径級等の情報を書込む。以降、作業工程等の情報が蓄積される。ICタグは製品となる段階で切落とされてしまうが、弊社においては、蓄積されたデーターを製品の木肌に直接印字することで見える化を図るとともに、QRコードを印字することでウエブ上の詳細な情報を容易に確認することが出来るようになる。
生活市場へ向けた「新しい商品」、生活を支える「新しい仕組み」がニイガタにはたくさんあります。