第28回 ニイガタIDSデザインコンペティション 2018

ガーデニング

越後杉・水・空気・土で植物を見守る「杉象」

小野健造庭

新潟県五泉市村松甲6377-3

0250-58-7498

  • 材料/5kg
  • サイズ/20cm×30cm×30cm

企画意図

「安らぎと潤いのある緑豊かな環境づくりに貢献する」という経営理念のもと、造園作業で発生する伐採材や剪定材などの再資源化・再利用化に取り組む中で、地元の越後杉や剪定枝の樹木堆肥を使用した木製プランター付のハーブ栽培キットを考案。 誰でも気軽にガーデニングが始められる本商品により、消費者には生活に安らぎと潤いを与え、また製作には地元の農家や高齢者を活用し、地域の雇用促進に寄与することを目指す。

デザイン・システム展開のポイント

プランターの素材には、植物の生育との親和性を考慮し、水分調整と断熱効果に優れている越後杉を使用している。杉材の耐久性向上のため表面に焼き目を入れており、その趣が和風のインテリアとしても調和しやすい。一度散水すれば鉢底に水が溜まり、それを自らの給水棒で吸い上げて土の湿度調整を行う構造になっていることから、象の鼻による体温調節行動となぞらえて「杉象」と命名した。

ニイガタ発の商品を見つける

生活市場へ向けた「新しい商品」、生活を支える「新しい仕組み」がニイガタにはたくさんあります。

開催年

カテゴリー