第27回 ニイガタIDSデザインコンペティション 2017

企画意図

「ＫＵＭＵプレート」は異なる素材や伝統工芸技術を組み合わせ、使い手に身近に体感してもらうことをテーマに開発されました。ベースとなる木のプレートに設計した窪みに、ガラス・天然石・陶器・木工品といった全国の工芸品をはめ込むことができる仕様としました。 「ＫＵＭＵプレート」というプラットフォーム上で、異なる素材や工芸技術同士が出会い、結びつく場としての意味を持たせた商品展開を行ってまいります。

デザイン・システム展開のポイント

和と洋の２種類のプレートを開発し、季節や料理によって利用できるシーンに幅を持たせるよう工夫しました。また、プレートの窪みにはめる素材にバリエーションを持たせ、組み合わせる愉しみを感じられるデザインとしています。 そのことで、使い手が多くの素材に触れることを意図しており、商品を通じ日本各地の工芸品の魅力を再発見、発信して行けるプラットフォーム作りを目指します。