家族の未来を考えて金属加工業社長が選んだ第三者承継

第三者承継 製造業 有限会社金仁製作所

㈲金仁製作所の金山幸仁社長はまだ50代ですが、別会社に勤務している娘夫婦から、自分たちは引き継ぐ意思がないので今から事業承継を検討するようにと促されていた。

事例概要

事業内容 金属プレス加工業
従業員数 6人
所在地 燕市八王寺1485番地
支援内容 第三者承継の進め方、留意点についてのアドバイス
事業を譲り渡した人 有限会社 金仁製作所
事業を引き継いだ人 有限会社 フカウミ
事業承継までの期間 9カ月

家族の言葉で動き出した50代社長

家族から事業承継を促され、メインバンクではないものの日頃から親身に対応してもらえる地元の協栄信用組合(燕市)に相談しました。早々に信用組合はセンターに連絡、第三者承継に向けた手続きを開始しました。

㈲金仁製作所の金山社長

譲受候補は地元信用組合からの紹介先

 

「できれば地元企業を優先したい」と金山社長。

センターで県内外から数社のマッチング希望者が現れましたが、金山社長は信用組合から紹介された地元の譲受候補㈲フカウミ(ステンレス加工業)を優先して交渉に入りました。センターでは、会社の評価や金山社長個人名義の不動産の評価、そのほか譲渡手続きが円滑に進むように専門の仲介業者を紹介し対応しました。

社長夫婦は再雇用、従業員も雇用継続

金山社長ご夫婦は役員退任後は期間の定めなしで再雇用になりました。従業員はこれまで口には出さないものの会社の将来に不安を感じていたようですが、第三者への承継が実現し、雇用も継続、安心して働ける環境が引継がれました。

株式譲渡契約締結は、協栄信用組合本店で行いました。(左から)㈲フカウミの深海隆義社長、㈲金仁製作所の金山幸仁社長と奥様

 

 

 

㈲フカウミの深海社長は、「当社にない技術とスピードを持ち、人材面・技術面ともに高い力を備えている。新たな価値を生み出せる」と大きな期待を寄せています。

 

 

担当者からのコメント

金山社長ご夫婦はまだ若いが、早めに事業承継を決意し、地域密着型の協栄信用組合に相談したことにより成約した好事例です。希望していた地元企業との事業承継が実現し、また、先々の従業員の雇用不安も解消できました。センターとしても地元の信用組合との連携で短期間で成約したベストマッチング案件です。

事業承継までの流れ

2025年4月
協栄信用組合経由でセンターに相談
2025年5月
県内外から数社マッチング
2025年7月
㈲フカウミと交渉開始
2025年12月
基本合意書締結
2026年1月
株式譲渡契約締結