Kitchen Tool series

干し野菜を作ろう

野菜をスライドさせると、その切れ味が道具を通して、手から脳へストレートに伝わる。カットされた野菜は乾燥させるだけで、「干し野菜」になる。プリンス工業の高野社長は、東日本大震災と福島の原子力発電所の事故以来、「食の安全」のことが頭から離れなかった。その時浮んだのが、日本に昔から伝わる「干し野菜」だった。社長は、誰にでも手軽に「干し野菜」が作れる道具の開発に取り組んだ。「干し野菜」は天日に干すことによって、栄養価が高まる。カット済みなので、その後の調理の手間を省ける。スピードが求められる現代にもマッチしている。冷蔵庫に残った野菜がヘルシーで、重宝される保存食に生まれ変わる。日本は古くから、エコの精神が宿る国だ。「もったいない」という心と和食の知恵が、新しい道具の中に生かされた。プリンス工業は、食生活の基本に立ち返り、世界中で注目される和食のカテゴリーに、「干し野菜」という新しい風を吹き込もうと挑戦を始めた。

製品概要

  • 企業名:プリンス工業株式会社
  • デザイン:高野信雄、萩野光宣
  • 材質:ステンレススチール
  • 仕上:フッ素樹脂加工