PRODUCT

製品一覧

製品情報

MOONLIGHT WALK  斑紫銅花器黒仕上(中)

日本では一輪の花の美しさを楽しむ一輪挿しというスタイルがあります。それを、心を和ませる灯りの演出と同時に楽しめるデザインの道具の提案です。
蝋型鋳金(ろうがたちゅうきん)とは松脂や蜜蝋を混ぜ合わせたもので原形を作り、それをもとに土で鋳型を作成し、溶かした金属を注ぎ入れて成形、器物を作る技術です。新潟県では1978年に無形文化財に認定されました。
原惣右エ門では蝋型に3種の真土(まね:鋳物を行うに最適な土)を塗り重ねて乾燥させ、炭火で焼いて土中の蝋を溶かし出し、金属を入れる型を作ります。
その後、良質の炭で変形寸前の温度になるまで焼き、酸化変形する寸前で取り出すことで美しい赤い斑紋を生まれさせた銅鋳物、これを斑紫銅(はんしどう)とよびます。
そして、斑紫銅を乾燥松葉でいぶして仕上げた「黒色仕上げ」
落ち蓋には、日本では昔から勝ち虫として愛されてきたトンボを、あしらった。コンパクトだが存在感のある形と質感を表現しています。
国産の炭や、わら、松葉など、地元の自然の恵みを作品づくりに活用し、日本の伝統的な技術を守りながらも時代に求められる製品やデザインに取り組んでいます。
「百年物語」2010年モデル

サイズ(本体):Dia83mm×H66mm

材質:唐金

仕上げ:斑紫銅 黒仕上

重量(本体):700g

重量(本体+ケース):1200g

希望小売価格(税別):18,000円

デザイナー:原 聡、原 嘉子

製造元:

シリーズ: