次世代産業技術創出支援事業のFAQ
質問 | 回答 | |
1 | どのような助成制度ですか? | 中小企業者が行う研究開発に対して、数年の研究期間に数千万円~数億円の支援を行う国等の競争的資金に申請するための先行研究や事業可能性調査などの一部を助成する制度です。 |
2 | 競争的資金とは何ですか? |
本助成事業では、「国、独立行政法人、公益法人等が研究開発課題等を広く募集を行い、応募された課題を審査・評価づけし、採用された課題の研究等を行う応募者に交付する研究開発資金」としています。 |
3 | 申請を考えていますが、どのようにしたらいいですか? | まずはNICO次世代産業チームへご相談ください。 申請書類は募集期間中にNICOホームページからダウンロードできます。 |
4 | 申請の条件はありますか? | 主な申請条件は以下いずれにも該当する必要があります。 ・新潟県内に主たる事業所及び研究開発場所を持ち事業を営んでいる中小企業者 ・本事業を完了した日から概ね2年以内に国等の競争的資金への応募をすること ・大学・試験研究機関等と共同事業体(コンソーシアム)を組むこと その他の条件についてはNICO次世代産業チームへお問い合わせください。 |
5 | どのような案件・分野に交付決定されていますか? | 過去の交付決定案件としては、航空機、バイオ、医療機器など幅広い分野で採用されています。 |
6 | 申請書には研究内容をどのように記載したらいいですか? | 申請書様式に指定された項目について記載いただきますが、下記の点を意識してください。 ・申請を予定している競争的資金の制度にテーマが合致しているか ・競争的資金を含めた全体の研究テーマの内容、市場ニーズ ・競争的資金を含めた全体の研究スケジュール ・競争的資金を申請するにあたり、事前に解決しなければならない課題 ・課題を解決するための方法と実施体制(本助成事業の研究内容) |
7 | 過去に競争的資金に不採択となったテーマでも申請できますか? | 申請できます。 |
8 | 審査ではプレゼンテーションはありますか? | 審査は、一次で書類審査、二次でプレゼンテーション審査があります。プレゼンテーション審査は、原則PCを利用した形式になります。 なお、申請後一次審査の前までに、NICO職員による訪問ヒアリング調査がありますので、ご協力ください。 |
9 | 現在他の補助金を利用しています。本補助金と併用可能ですか。 | 既に補助を受けている案件と全く同じ内容での申請はできません。詳しくはお問い合わせください。 |
10 | 対象経費の計算方法は? | 対象経費は、消費税を抜いた”税抜き価格”です。また、助成金交付申請額は税抜き価格を3分の2した金額となります。 |
11 | 大学等に支払う研究費は全額助成されますか? | 大学等に支払う研究費も含めて税抜き価格の3分の2以内となりますので、3分の1は企業負担となります。 |
12 | 大学等の間接経費は助成対象ですか? | 助成対象です。 |
13 | 装置の購入は対象経費に含まれますか? | 装置購入は対象経費に含まれません。事業実施期間内のレンタルは可能です。 |
14 | PCの購入は対象経費に含まれますか? | PCの購入は対象経費に含まれません。他にも、本助成事業以外に利用できる可能性がある汎用性のある機器の購入はできません。 |
15 | 旅費は対象経費になりますか? | 旅費は対象経費になりません。 |
16 | 自社の間接経費は対象経費に含まれますか? | 助成事業者の間接経費は対象経費に含まれません。 |
17 | 共同研究を実施する研究機関が決まっていない段階で申請は可能ですか? | 共同研究する研究機関が決まっていない段階で、申請はできません。しかし、研究内容によってはNICOが共同研究可能な研究機関を提案できる場合があります。詳しくはお問い合わせください。 |
18 | 事業が終わった後、関係書類をすぐに捨てていいですか? | 本事業終了後、5年間は書類と購入品(消耗品を除く)を保管しておく必要がありますので、ご協力ください。 |
19 | 申請書様式の他に提出するものはありますか? | 申請書様式の他には、申請企業様の3か年分の財務諸表を提出していただきます。期末月が各社異なりますので、提出いただける直近期からさかのぼって計3年分をご準備ください。 |
注)ここで記されている内容は令和2年度の事業内容を基に記載したものです。事業内容は年度ごとに変更になる場合がありますので、予めご了承ください。
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