自社の商品サービスの魅力を発信するには?

 

こんにちは、新潟県よろず支援拠点コーディネーターの笹川です。

 

企業でも個人でもSNSの利用が当たり前の時代になり、「情報発信」のご相談も多いです。

発信のやり方もそうですが、重要なのは、「何を目的に、どういう発信をするか?」です。

 

まず、目的はどうでしょう?

とりあえず知ってもらうこと、又は、ファンを作ること、それとも…?

ひょっとしたら、皆さんの目的を達成するには、SNSでの発信が最適ではないかもしれません。

他の方法の方が効率的であったり、効果が高い、ということもあり得ます。

とりあえずSNS、という方も多いですが、ちょっと立ち止まって見ることも必要ですね。

 

さて、話は戻りますが、情報発信に必要なブランドというお話です。

ブランドとは、決して高級ブランドだけの話ではありません。

 

先日、ある方から学んだブランドの定義が参考になったのでシェアします。

ブランドとは、「差別化され、かつ一定の方向性を持ったイメージにより、

商品サービス、会社にポジティブな影響を与えるもの」

 

では、ブランディングとは?(ブランドとブランディングは違います!)

「伝えるべき情報を整理して、正しく伝えること」

 

伝えるべき情報とは、コンテンツ(発信の内容)。

正しく伝えるために、コミュニケーションが大事、ということになります。

 

ちなみにブランドは、どこからか認定証がもらえるものではありません。

ではどこにあるか?「お客様の頭の中にできるもの」です。

 

ということは、情報発信する際には、自社が

「どう思われたいのか?」をしっかり意図して発信することが重要です。

親しみやすい、元気そう、明るいイメージなど、皆さんはお客様にどう思われたいですか?

 

そして「伝えるべき情報」。

現代はモノやサービスが溢れている時代です。

そういう中では、「品質」ということだけで、他社の商品サービスと大きく差をつけることが難しくなってきました。

つまり、「商品の良し悪しだけでは、選んでもらいにくい」

商品サービスの付加価値だったり、それを購入することで、

お客様にとってどんな良いことがあるか(便益)が明確でないと、なかなか選んでもらえません。

品質が良ければ売れた時代から、応援したいモノや人を選ぶ時代へ変化しています。

(クラウドファンディングなどもそうですね)

 

加えて、スマホやSNSの普及によって、人々がいろんな場面で繋がっている時代です。

全然知らない人から買うより、信頼できる知っている人から買う。

 

商品サービスの種類によって差はありますが、全体的にはそういった価値観が広がっていると思います。

 

つまり、「何を買うか」、よりも、「誰から買うか」…

 

そういう変化の中で、あなたが発信すべき内容とは、どんなことでしょうか?

あなたの商品サービスを購入することで、お客様にとって「どんな良いこと」があるか。

 

加えて、なぜあなたはその仕事をしているのか、どんな想いで日々取り組み、何を目指しているのか…

そういった「あなたらしさ」こそが、小さな企業で発信すべき内容です。

 

もちろん、プライベートの話も発信してOKです(適度な範囲で…)

商品サービスの良さだけではなく、たまにはそういった自己開示も重要な発信内容となります。

 

 

そして、そうした発信から得たいもの。つまり発信の目的は…

「商品サービス、あなたへの共感」、または、お客様との「関係性」を作ること

 

コロナ禍でも、お客様との関係性ができていた会社、共感が得られていたお店は、

影響も比較的少なく済んだと感じています。

 

とりあえずインスタ!ではなく、発信の目的を再度認識して

脱完璧主義で、どんどん情報発信に取り組んでいただければ、と思います。

 

 

  • 笹川コーディネーターによる個別相談会を開催しています。

販売促進に関する個別相談会開催のお知らせ

 

お客様の共感と世の中のニーズに応えられる新しい商品価値づくりをお手伝いいたします。

お気軽にご相談ください。

関連記事

PAGE TOP