【相談事例】見附市 F社様

人材育成のアドバイスから、
現場改善の提案も行いました!


見附市にある機械加工・専用機製造業のF社は、社員の職業能力の向上を図るため、新しい人事考課制度の「自己点検表」の導入を検討されていました。知識・技術に関する自己診断と、社員のスキルアップに向けた取組について助言を求めるため、2019年8月にご相談いただきました。

まずは製造現場を見学したところ…

生産工程においてボトルネックとなっている点を確認したため、多能工養成の必要性についてアドバイスしました。社員との個人面談を取り入れ、生産方式に対する社員の考え方をヒアリングすることや、習熟度に合わせた自己啓発の方法について助言しました。

支援のポイント


社員教育では、外部研修と技能検定の受験を推奨しましたが、それに対する社内のバックアップ体制の整備についても提案しました。カイゼンは、社員の「意識改革」が重要です。そこで、「指示待ち」から自分で考え行動するスキームを整備するため、他社工場の見学や社内5S活動の具体的な実施方法についてもお話ししました。

 

白井コーディネーターからのメッセージ

中小企業大学校や長岡モノづくりアカデミー(NICOが開催)など、外部研修への参加希望者が増えており、着実に前へ進んでいます。また、各職場が効率的に連携できるようになり、生産性が向上し、社員の考え方に変化がみられるようになってきました。現場改善と5S活動の結果、「異常」に対する気づきや、後継者育成の必要性に対する認識が高くなったと感じています。

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