中越大震災の翌年、NICOは新潟県に防災産業群を創造しようと研究会を発足し、
被災経験を活かした防災商品の開発を進めてきました。
その後も多くの災害を経験しましたが、いま危惧されている都市型災害では、
避難所の不足や帰宅困難による「自宅・会社での避難生活」という課題が生じています。
これまでとは異なる避難環境を、これまでの防災商品で乗り越えられるのか。
そんな「いつか」に備える商品には、どのような視点が求められるのか。
私たちNICOは考えました。
人々の日常生活の傍にあり、それでいて災害時にも役に立つ商品。
そんな「いつも」の商品の誕生に向けて、
防災×ライフ研究会を2019年からスタートしました。
研究会員は随時募集していますので、ご興味をお持ちの方はぜひご加入ください。
防災×ライフ研究会 概要
1 研究会名 防災×ライフ研究会(ぼうさいらいふけんきゅうかい)
2 事業概要 以下のようなプログラム(仮)により、会員各社が独自に行う商品開発や改良のヒントが集まる場を創ります。
○商品研究
・最新情報や専門知識を提供する勉強会
○商品開発・改良
・商品開発や改良、デザイン等に係る個別相談会
○販路開拓
・流通とのマッチング
・見本市等への出展助成
3 加入対象者
新潟県内に事業所を持つ企業・個人事業主を加入対象とします。
ただし、暴力団、暴力団員及びそれらと関係を有する者は除きます。
※商品開発や改良を目的としますので、事業を営んでいない方はご参加いただけません。
4 会費
無料。ただし、企業視察の交通費などは、別途ご負担いただきます。
防災×ライフ研究会 加入方法
申込フォームから、もしくは、加入申込書をご記入の上、メールまたはFAXでお申込みください。
これまでの活動
防災性能商品の開発や販路拡大を促進するために、県内企業を対象に、防災商品を扱う流通事業者様とのマッチングを開催しました。
1 日時 令和5年2月9日(木)、20日(月)
2 会場 NICOプラザ会議室
3 内容 流通事業者5社とのマッチング
添付資料
無印良品直江津様が主催する「いつものもしもCARAVAN直江津」において、会員企業が商品PRを行いました。
「いつものもしもCARAVAN」は、「地域とつながる・楽しく学べる」をコンセプトに、子供から大人まで楽しく防災を学ぶことができる、地域の人も、企業も、行政も、垣根なくつながることで地域全体の防災力が向上することを目指した地域一体型のイベントです。
1 日時 令和4年10月29日(土)、30日(日)
2 会場 海浜公園(たこ公園) 上越市西本町4-17-5
ミニレポート
新潟県と連携し東京ビックサイトで開催された「危機管理産業展2022」に出展しました。新潟米をフックにした災害時に役立つ70点あまりの商品を展開し、大変多くのお客様にご来場いただきました。
1 日時 令和4年10月5日(水)~7日(金)
2 会場 東京ビッグサイト西1・2ホール