NICOでは、ロボットや高度ITを活用した付加価値の高いビジネスモデルの創出及び関連産業への県内企業の参入促進を図るため、高度IT、ロボット等を活用したシステムやロボット本体、周辺機器の試作開発に要する経費の一部を助成します。
採択事業
今年度は以下3件の事業を採択し、来年2月末まで試作開発を行います。
①株式会社アイビーシステム(https://www.ib-system.co.jp/)
「マッチングAIを活用した『現場が見えるWEB展示会 』」
②アイビーリサーチ株式会社(http://www.ibr.co.jp/)
「特許文書における曖昧な係り受け文章をアラートするエンジン開発」
③株式会社興和(https://www.kowa-net.co.jp/)
「消雪パイプ維持管理用 安全誘導ロボットの試作開発」
※50音順
助成内容
対象者
新潟県内に事業所を置く事業者であり、主たる開発を県内で実施できる者
対象事業
内 容 | 助成限度額 | 助成率 |
---|---|---|
ロボット本体、周辺機器等の試作開発 | 200万円/件 | 1/2以内 |
高度IT、ロボット等を活用したシステムの試作開発 |
※1「ロボット」とは、センサー、知能・制御系、駆動系の3つの要素技術を有する、知能化した機械システムとする。
※2「ロボット本体、周辺機器等」とは、ロボットそのものやロボットを構成する部品、※1に掲げる3つの要素技術、接続する機器(通信の接続を含む)とする。
※3「高度IT」とは、AI、IoT、ビッグデータ分析等、最新の情報技術とする。
※4「ロボット等を活用したシステム」とは、ロボットの制御システムやユーザーインターフェースとなるアプリケーションなどロボット専用のシステムとする。
対象経費
経 費 区 分 | 内 容 |
---|---|
人件費 | 助成事業に従事する者の直接作業時間に対して支払われる人件費(給与その他手当て) |
謝 金 | 専門家謝金(アドバイザー謝金等) |
旅 費 | 専門家旅費、職員旅費(情報収集、調査研究のためのもの) |
研究開発費 | 原材料費、外注費、コンサルタント料、機械装置等リース料、委託料 等 |
調査分析費 | マーケティング調査費、モニター調査分析費 等 |
雑 費 | 通信運搬費、資料購入費、印刷製本費、雑役務費 等 |
その他特に必要と認める経費 | 内容については、事前に協議すること |
助成事業の実施期間
交付決定日から令和3年2月26日(金)
助成金交付の条件
◆当機構が設置する開発推進会議に参加すること
◆助成事業の成果について当機構が主催する成果報告会で報告すること
◆助成事業の成果についてその事業化を目指すこと
「開発推進会議」とは…
助成事業の関係者が一堂に会して、事業計画達成に向けた意見交換や試作のブラッシュアップ、進捗管理等を行う会議です。開発推進会議は当機構が設置し、当機構が配置するコーディネーターを中心に運営します。
募集期間
令和2年5月7日(木)~令和2年6月10日(水)17:30必着
※新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の期間延長を考慮し、募集期間を6月10日まで延長します。今後の状況次第では、更に変更する場合がありますので、定期的にご確認ください。
申請方法
事業計画書(下記添付)を作成し、以下の書類を添付して郵送または持参にて提出してください。
提出いただいた資料をもとに、審査会を経て採択を決定します。
・直近3期分の決算書の写し
・法人登記簿謄本の写し
・事業内容が分かる資料
・直近の事業税の納税証明書
◆Jグランツを用いた申請方法◆
本助成金は、経済産業省が運営する補助金申請システム(Jグランツ)を用いた公募申請が可能です。
Jグランツの利用方法については、経済産業省ホームページの「申請の流れを見る」及び「よくあるご質問」をご参照ください。なお、ご質問はヘルプデスク(jgrants@meti.go.jp)へ電子メールにてお問い合わせください。
※審査結果通知等、以後の手続きは書面でのやりとりになります。
※補助金の申請に必要なGビズIDのgBizIDプライム(ID・パスワード等)の発行には、2-3週間程度時間がかかる可能性があります。
募集案内(期間変更)(584kB)
交付要綱(216kB)
事業計画書(165kB)
チラシ(先進技術開発支援事業)(期間変更)(383kB)