平成15(2003)年にスタートした、県産黒毛和牛の統一ブランド「にいがた和牛」。中でも村上牛は、ブランドをけん引する存在として市場や共励会でも高く評価されています。主な産地は新潟県北部の村上市、胎内市、関川村。トップブランド・村上牛がどのような環境で育てられているのか、村上市大関(おおせき)で村上牛を肥育する、漆間平さんの牛舎を訪ねました。
漆間さんの牛舎は市街地から車で15分、雪解け水が流れる門前川(もんぜんがわ)のすぐ側にありました。「牛たちには、何の心配もない環境を整えてあげたい」と話す漆間さん。大きな瞳で干し草を食む牛たちを見ていると、何ともゆったりとした時間が流れます。牛たちも、きっと同じように感じているはずです。
牛舎は風通しがよく、牛たちはゆったりと暮らしています |
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