アトリエニコ

地域の人たちの応援を支えに愛される洋菓子店に

アトリエニコ　代表　諏訪　智彦氏
2013年10月創業

人と人との繋がりで開業までスムーズに

アトリエ　ニコは、代表の諏訪智彦さんと店長の恵美さん夫妻が2013年10月に創業。幅広い年代に喜んでもらえるケーキや焼菓子を提供している。
新発田市にある洋菓子店の２代目として、各地の店舗で修行していた諏訪代表は、「店を継ぐのではなく、自分の店を持ちたい」と起業を決意。子育てがしやすい環境を考え、恵美さんの実家がある三条市に店を開くことを決めた。
条件のよい空き店舗を紹介してくれた不動産業者や、内装を手掛けた大工も地元の知人など、「人と人との良い繋がりがあり、オープンまで順調に進みました」と諏訪代表。恵美さんも新潟テクノスクールの開業コースや三条市の創業塾で、事業計画や助成金などの勉強をし、NICOの起業チャレンジ奨励事業を活用することにした。

地元経済やコミュニティの活性化に貢献したい

オープン後は親戚をはじめ多くの知人が来店するなど、地域の人たちが応援してくれることが、地元でオープンした最大のメリットだという。「この店が繁盛することで人の流れが生まれ、近所の店も助かるんだよと言ってくださった方がいて、地元でお金の流れができるきっかけを作りたいと思っています」。
地域の経済やコミュニティの活性化に貢献するとともに、今後は従業員を増やしながら県内各地での多店舗展開を目指していきたいと語る諏訪代表。「そのために、まずはこの店を成功させることが大事」と、地元の人に愛される店づくりを着実に進めてゆく。