NICOでは、本年度開発を進めていた「百年物語」丑年モデルを、先日ドイツ・フランクフルトで開催された「アンビエンテ・メッセ・フランクフルト2009」において発表させていただきました。今年の開発テーマは「Tools for Men-男の時間を楽しむ道具」。男性の仕事やプライベートな時間の充実した過ごし方、次の時代を豊かにしていくための道具が開発され、新潟が得意とする金属・繊維製品などに加え、木や漆などを使ったアイテムも紹介することで、改めて新潟が持つモノづくりの力を世界市場に向けアピールしました。
製品開発のキーマンとなる本年度のデザインマネージャーには、土居輝彦氏(㈱ワールドフォトプレス 編集局長)にご就任頂き、「monoマガジン」の編集に長年携わってきた同氏の指導の下、県内企業14社が昨年6月から企画・開発を進め、丑年モデル(42点)の発表に至りました。
今年で5年連続のアンビエンテ出展ということで、「百年物語」ブランドも各国バイヤーには認知されてきており、来場者で展示ブースは終始賑わっていました。世界的な不況による悪影響も開催前には予想されていましたが、富裕層をターゲットする百年物語のアイテムについては、従前以上の高い評価を得ることが出来ました。NICOでは今後も引き続き、県内産業の大きな柱作りの一環として、「百年物語」ブランドの開発・提案をして参ります。