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黒龍江ニュースHEILONGJIANG NEWS

目次

2017年2月10日
ハルビン地下鉄3号線一部開通
2017年1月20日
「2017ハルビン寒地博覧会」開催
2016年11月10日
ハルビンで新潟花卉PRイベント開催
2016年10月10日
佳木斯大学にPR展示室「新潟館」オープン
2016年9月30日
「緑色有機食品博覧会」開催
2016年9月21日
空路「新潟ハルビン線」増便
2016年7月25日
「ハルビン国際ビール祭り」開催
2016年6月25日
「第27回ハルビン商談会」開催
2016年5月25日
「2016ハルビン日本語交流会」開催
2016年3月28日
「ハルビン国際氷雪まつり」開催
2016年2月5日
「第4回新潟フェア」開催
2016年1月26日
「2016ハルビン寒地博覧会」開催
2015年9月29日
新潟ハルビン線のデイリー化と新潟県代表団のハルビン訪問
2015年3月31日
ハルビン出発の海外渡航者急増
2015年2月10日
ブロガー招待
2015年1月9日
十日町市観光説明会の開催
2014年12月10日
ハルビン中日交流会
黒龍江省食品企業ハバロフスク市訪問
2014年11月12日
県ハルビンビジネス連絡拠点3周年記念イベント「新潟フェア」開催
2014年9月23日
2014年最も美しい中国観光都市にハルビンを選出
2014年8月31日
ハルビン観光情報センター開設
2014年7月17日
第1回中国-ロシア博覧会閉幕
2014年6月9日
2014「ハルビンの夏祭り」開催
2014年5月14日
黒龍江省の民用車保有台数500万台突破
2014年4月14日
黒龍江大峡谷がハルビン初の国家級自然保護区へ
2014年3月3日
中・露アムール川鉄道橋工事の着工
2014年2月10日
黒龍江省の対ロシア貿易は引き続き増加傾向
2013年12月11日
黒龍江省の人口はマイナス成長傾向、高齢化社会加速へ
2013年10月9日
「国慶節」黒龍江省への観光客が大幅増
2013年9月9日
2013ハルビン世界農業博覧会開幕
2013年8月6日
ハルビンの地下鉄1号線、9月に試運転開始
2013年6月17日
「2013 魅力あるハルビンの夏」文化祭が開催
2013年5月8日
東北最大の文化観光城が着工
2013年3月12日
春節花火・爆竹売り上げダウン
2013年2月17日
黒竜江省の冬季観光イベント
2013年1月8日
第29回ハルビン氷雪祭開催
2012年12月3日
ハルビン-大連高速列車正式開通
2012年11月9日
ハルビン人海南島三亜住宅購入全国トップ
2012年10月11日
第二回中国新材料産業博覧会開催。
2012年9月15日
初の寒地地下鉄9月ハルビン試運転、最高時速80キロ 
2012年8月3日
第2回中国国際新材料産業博覧会
2012年7月4日
第23回ハルビン国際経済貿易商談会閉幕 
2012年6月4日
建設中のハルビン西駅
2012年5月3日
ハルビン太平国際空港拡大工事開始
2012年4月6日
中国ハルビン新潟物産展開催
2012年3月21日
ハルビン地下鉄1号線 年末車両試運転予定
2012年2月6日
2011年黒龍江省GDP2ケタ成長
2012年1月5日
中日韓ロ北東アジア陸海運輸合作会議が開催
2011年12月9日
黒竜江省が「陶磁器産業の発展実施計画」を策定
ハルビン第28回氷商談会を開催
2011年10月28日
第1回中国国際新材料産業博覧会が開催
中ロ綏芬河通商貿易区が運営開始
2011年8月2日
ハルビンでクラウドコンピューティングの産業基地を建設
2011年7月1日
黒龍江省社会科学院と環日本海経済研究所が学術契約を締結
2011年6月7日
ハルビン利民開発区が国家レベル経済開発区に昇格
有機米の需要増で有機米生産が急増
2011年4月28日
2010年黒龍江省の輸出入総額が過去最高を記録
黒龍江省出身の地震専門家が日本への救援活動に参加
2011年3月25日
中ロ木材取引センターがハルビン市で正式運営開始
2011年2月28日
ハルビンで「新潟県・黒龍江省友好交流芸術作品展」開催
2011年1月31日
氷城ハルビン恒例の冬の祭典で賑わう
ハルビンで国際集団結婚式を開催
黒龍江省の嫩江に「大豆生産基地」建設へ

黒龍江ニュース

2017.2.10〈№87〉

ハルビン地下鉄3号線一部開通

春節直前の2017年1月26日、現在建設工事中のハルビン地下鉄3号線が一部開通した。今回開通したのは高速鉄道のハルビン西駅と既存のハルビン地下鉄1号線とをつなぐ部分で、先行開通駅はハルビン西駅,哈西大街、医大二院の3つ。これにより、高速鉄道利用者の市内中心部へ移動がより便利になる。また現在、ハルビン市内は既存の1号線と交差する2号線と、1号線と2号線の既存駅を通る環状の3号線が建設中。全面開通は2020年前後の予定とされている。
(ハルビン西駅の地下鉄改札口)
    目下、ハルビン市民の生活の足は1元で乗ることができる路線バスが主役。しかし自家用車の普及に伴い、特に通勤時間帯の交通渋滞が年々深刻化、地上を走るバスでは目的地にいつ到着するのか全く計算できない状況となっている。地下鉄網が整備されれば地上の自動車渋滞も緩和され、市民の生活の質も向上、より洗練された都市へ成長できると見込まれている。ただ皮肉なことに、この地下鉄工事が始まった数年前から、工事による交通規制で渋滞はさらに重症化しており、主要道路ではナンバープレート番号による規制まで開始された。地下鉄工事の看板には「明日の便利のために今日は我慢しよう」というコピーが掲げられ、何とか市民の気をそらしながら前に進むべく工事が行われている状況だ。
(真新しい地下鉄ホーム)
    ソフト面でも全線開通に向けて整備が進められている。たとえば、今回の3号線一部開通に合わせ、ハルビン地鉄集団は記念乗車カードのセットを数量限定発売した。ハルビン市内では、地下鉄とバスを共通のICチップ付き交通カードで乗車することができる。現在はまだ駅券売機でチャージできないが、いずれは各駅の券売機でチャージできるよう準備中だ。走りながら進める中国式の管理方法だが、開通3年目ながら追加延線工事が進められている1号線についても、駅とデパート地下売場とを直結したり、駅構内にレストランができたり、ATMが設置されるようになるなど、順次整備が進められている。
(限定発売の3号線一期開通記念カード)
    黒龍江省やハルビン市は、目下「雪と氷も金山銀山」をスローガンに観光資源開発に力を入れている。今回の先行開通も含め、市民のみならず域外からの観光客の便利に資するべく地下鉄網の整備を急いでいる。日本ではすでに新規に地下鉄を建設する都市は無くなってしまったが、より安全で効率的公共交通網の構築は、都市の発展に欠かせないものといえる。(J)
(今回開通したのは黄線の3号線の一部。赤線は既存の1号線。計画では13号線まである)

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2017.1.20〈№86〉

「2017ハルビン寒地博覧会」開催

2017年1月4日から11日まで、ハルビン国際会展中心で「2017ハルビン寒地博覧会」が開催された。毎年ハルビン市人民政府が「ハルビン氷祭り」の開幕に合わせて開催。今回は「シルクロード経済ベルト沿線寒地都市経済の新たなチャンス」をテーマに、寒地都市としてのハルビンと「一帯一路」沿線都市との国際経済連携を意識。新潟県内からは1979年にハルビン市と友好関係を結んだ新潟市が「国際友好都市エリア」に出展した。
(会場看板)
    今回は会場を3つの区画に分け、除雪機械を中心とした重機展示エリア、毛皮製品を中心とした今回初の服飾展示販売エリア、そして食品関連展示を含むエリアに新潟など各国8都市の友好都市のPRブースを設置。主催者発表によれば、16の国・地域から2,273ブースが設けられたとのこと。
(国際友好都市ブースエリア)
    新潟ブースでは、新潟市の観光PRに加え、新潟県も観光パンフレットやポスターを展示。来場者に新潟を知ってもらえるよう宣伝活動を行った。新潟ブースを訪れてくれた来場者の中には、新潟訪問経験がある方や、ハルビン市と新潟市、また黒龍江省と新潟県が友好関係にあることを知っている方も多かった。説明に対しても熱心に耳を傾けてくれ、また日中友好に向け自らの思いを滔々と語ってくれる方もいた。

    全体的にはやはり物販スペースの集客が多く、食品販売ブース周辺は熱気に包まれていた。やはり食品は分かりやすく来場者の興味を引くことができる。新潟も中国の食品輸入制限対象からいち早く抜け出し、その魅力を存分にPRしていきたい。(J)
(毛皮製品ファッションショー)

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2016.11.10〈№85〉

ハルビンで新潟花卉PRイベント開催

2016年10月8日(土)、ハルビン市の花卉大市場(香坊区電碳路477号)において、新潟の花を紹介する「ハルビン新潟県産花卉フェア」が開催された。海外で新潟県産花卉のイベントを開催するのは初めて。新潟県や花卉関連業者等でつくる新潟県花き振興協議会が主催した。
(オープニングセレモニー)
    当日は、県産のユリの切花を中心に展示し、フラワーアレンジメントの実演も行った。また、新潟県出身の三味線奏者もイベントに参加し日本の雰囲気を演出。三味線の音色が会場に響き、多くの来場者が足を止め聞き入っていた。イベントの最後には来場者にフラワーアレンジメントやユリの花束がプレゼントされた。今回は1日のみの実施で、新潟県産花卉の紹介を主目的とし販売は行わなかった。
(フラワーアレンジメントの実演)
    ハルビン市内で販売されているユリは、ほとんどが中国南方地域から輸送してきたもの。花の大きさや鮮度など品質面でも新潟県産品に優位性があり、新潟ハルビン空路を用い原価を押さえられれば十分競争力を持つというのが協議会の考え。巨大市場と言える中国への輸出に向け、まずは空路もあり距離も近いハルビンでテストを行う。今後は、本格的な輸出販売に向けた必要手続の確認や現地業者との協力体制構築を目指す。
(三味線演奏)
    今回のイベントの様子は、地元メディアにも複数取り上げられ、多くのハルビン市民に新潟花卉を知ってもらうことができた。(J)
(ユリの展示)

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2016.10.10〈№84〉

佳木斯大学にPR展示室「新潟館」オープン

2016年9月27日に公益財団法人「食の新潟国際賞財団」が佳木斯大学を訪問し、国際教育学部施設内に新潟のPR展示室「新潟館」を設置した。中国国内の大学施設内にこうした新潟PR展示コーナーが作られるのは初めて。
    「食の新潟国際賞財団」は、亀田郷土地改良区理事長などを歴任した佐野藤三郎氏の足跡をもとにした財団。同氏は、「北大荒」と呼ばれ農業には不向きな湿地帯だった黒龍江省の三江平原に、亀田郷土地改良区等で培った灌漑排水技術をもとに農業水利施設を建設した。2002年には基幹となる「龍頭橋ダム」等の水利施設が供用開始。当地が「北大倉」と呼ばれる穀倉地域になるまでの発展に大きく貢献した。
(龍頭橋ダム)
    佳木斯大学の国際教育学部には、日本語、韓国語、ロシア語、英語などの言語学科があり、学生たちが各国の文化に触れられるように体験施設の整備に力を入れている。この学部が持つ研修棟の1階には各国の文化を紹介する「国際文化体験館」があり、今回、この2階に新潟PR展示室「新潟館」を設置した。
(PR展示室「新潟館」)
    展示室には佐野藤三郎氏の功績を知るための龍頭橋ダム建設当時様子を紹介する展示のほかに、新潟の郷土品、伝統工芸品などが展示されている。また、中国に進出している新潟のお菓子メーカーの商品等も展示されており、文化だけでなく産業面など幅広い分野に興味を持ってもらえるよう工夫してある。現地の学生や学校訪問者に見学してもらうだけでなく、学生の体験学習の中で展示物の伝統玩具等を実際に使ってもらうことを想定している。
(佐野氏の取組紹介パネル展示)
    今回の新潟PRコーナーの創設は、財団にとっては佐野藤三郎氏の功績を当地の学生に知ってもらうことが主目的だが、学生にとっても新潟という日本の地方都市の文化を知ることで、日本を具体的に感じられるというメリットもあり、両者にとって有意義な展示となっている。今後も定期的に展示物のメンテナンスや追加をし、充実を図っていく。新潟のことを知り、興味を持ってくれた学生が一人でも多く日本語学習に励み、将来は新潟に行ってみたいと思ってくれることを願う。(J)
(新潟のPR展示)

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2016.9.30〈№83〉

「緑色有機食品博覧会」開催

2016年9月22日から26日まで、ハルビン市国際会展中心で「第4回黒龍江国際緑色有機食品産業博覧会及びハルビン世界農業博覧会」が開催された。「緑色有機食品」とは、環境に配慮し、肥料、農薬等の使用量について一定基準をクリアしたもので、エコで安全と認証された食品を指す。
(「緑食博」会場)
    黒龍江省は中国の「食糧基地」として位置付けられており、現在は国内向けの生産が主だが、コメや小麦、トウモロコシや大豆等、多くの作付けが行われている。最近では中国でも食品の安全に対する希求が高まってきており、都市部での公害問題等から環境負担低減への関心も高い。黒龍江省も栽培時の肥料や農薬を減らす「緑色食品」業界の発展普及に積極的に取り組んでいる。
(黒龍江省はコメの一大産地)
    「緑色食品」には、そうした原料段階での基準の他、食品加工時に適切な過程を経ているか、管理された施設で生産されているか等も含まれている。黒龍江省内生産の食品としては、穀物類の他にブルーベリーやハチミツが来場客に人気のようだ。 この「緑食博」では、食料品の他にも食品加工機械の展示や、加工工程管理などの取組展示も行われている。特に最近では、生産性を上げるためにより効率性を重視した農業機械の開発や、ドローンを利用したIT管理分野などの展示もあり、業界の分野的な広がりも感じられた。
(外には農業用重機の展示も)
    海外からの輸入食品としては、健康食品やアフリカ・南米産ワインなど、最近の流行に合わせた商品が多かった。日本からの食品輸出という意味では、新潟県をはじめ一部地域の生産物については原発事故の影響で中国側の輸入規制が続いているため、まだまだ多くないのが現状だ。一方で、その生産技術、管理体制等の技術交流については中国側からの期待も大きい。毎年9月に開催されているこの緑食博に多くの日系企業が参加し双方の発展が促されることを期待したい。(J)

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2016.9.21〈№82〉

○空路「新潟ハルビン線」増便

7月11日(月)から8月27日(土)まで、夏の繁忙期に合わせて空路直航便「新潟ハルビン線」が週6往復(月水木金土日)に増便された。期間中の利用状況は未発表だが、この増便を利用した訪日旅行ツアー等も多く組まれ、一定の利用客数があったようだ。新潟ハルビン線の平成27年度年間利用客数は、前年度比33パーセントの増(新潟県発表)となり、数字としては日中関係が冷え込んだ2012年以前の水準を上回り、1998年の定期航空路線開設以来過去最多となった。これは主に中国からの旅行客増が要因で、当時の円安状況下での比較的安価な旅行商品に対する人気や、「爆買い」目的での訪日のためと考えられる。最近では「爆買い」の勢いもピークを越えたという見方が多いが、この増便期間中の7月30日(土)には新潟空港国際線ロビー内に大手家電量販店の免税店が出店するなど、なお中国訪日客の消費に対する期待は高いままだ。

    一方で、新潟ハルビン線を取り巻く状況も変化してきている。これまでハルビンから日本への直航便は新潟と大阪(関西国際、火木土)のみだったが、訪日客の増加に伴い格安航空会社が参入したこと等によって現在は名古屋(中部国際、月水土)、東京(成田、水土)といわゆる「ゴールデンルート」周辺の目的地へ直接到着する定期便ができた。これによりビジネス利用客や定番コースとして東京等を目指す旅行客にとっては便利になった反面、これまで新潟空港を利用していた旅行客が流れてしまうことも想定される。新潟にとって旅客数確保はもとより空路維持に対しても強力なライバル路線ができたことになる。また最近では、日本に複数回訪れたことがある旅行客にとっては北海道や沖縄がセカンドチョイスの主な候補として地位を固めており、結局は日本人の国内旅行者に対してと同じく、地域の魅力をいかに高めて発信していくかという「地域間競争」の局面を迎えている。

    新潟は、これまでと同様に黒龍江省やハルビン市との友好関係を活かして航路を維持するとともに、これまでのターゲットだった「富裕層」向けの対策から、あまり個人消費単価は高くないものの、年々層が厚くなっていると言われる中間層向けのPRも必要になってくるだろう。実際に、「日本製」商品への需要にしても、高い独自技術を使った炊飯器や温水便座等の高価な家電や加工品等よりも、より日常的に頻繁に使用する消費財が求められてきている。ベビー用品や健康食品等、安価でありながら安全・安心な「日本製」商品への希求は増しており、今後も我々日本人の予想しない分野、商品が思わぬ人気を生むことも考えられる。まずは実際に新潟を訪れた各国旅行客にとって何が魅力なのかを知り、外国人観光客目線での情報発信を続けていくことが必要だが、さらに各国の潜在的旅行客が日本旅行に何を求めているのか現地で先取りして察知できれば、大きなアドバンテージを得ることができるかもしれない。たとえば新潟県は中国のSNS等を通じて各種情報発信を行っているが、同時に「代理購入(代購)」に励む中国人の様子をうかがうことができる等、中国中間層の実生活を知るための情報収集の場にもなっている。今後もこれら有用な情報ツールを活用し、引き続き情報収集を進めていきたい。(J)

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2016.7.25〈№81〉

○「ハルビン国際ビール祭り」開催

6月30日から7月17日までの18日間、ハルビン市内を南北に分ける大河松花江の大きな中州「太陽島」で、「2016中国ハルビン国際ビールフェスティバル(以下、ビール祭り)」が開催された(入場料は平日30元、5人以上一括購入で一人20元)。「松花江に乾杯し、夏のハルビンに酔いしれよう」というスローガンのもと、「百家争鳴」ならぬ「百酒争香」と表現されるほどの盛り上がりを見せた。
 
 ハルビンは、中国で最も早く1900年から生産が開始された「ハルビンビール」の生産地で、一人当たりビール消費量が中国第一位の「ビールの街」である。この「ビール祭り」は1988年に第1回が開催され、ドイツの「オクトーバーフェスト」等を参考にしながら、その規模は回を重ねるごとに拡大を続けている。冬の雪や氷の印象が強いハルビン市にとって、このビール祭りは夏の大きなイベントの一つであり、氷祭りと対をなす観光資源としての期待が大きい。会場も、冬の氷祭り「氷雪大世界」と同じ場所を使用している。

 会場内にはハルビンビールや青島ビール、雪花ビール等の中国国産ビールだけでなく、ミュンヘン、パウラナー等のドイツビールやバドワイザー等の海外ビールメーカーのテントが並んでおり、一帯はビールの香りに包まれていた。ミネラルウォーターで有名な五大連池のビールも販売され、普段味わえないビールが多いのも魅力だ。各ビールメーカーのテント内では軽食の販売がある他、会場内には串焼きなどのブースも並ぶ。ビール片手に肉をほおばり、川辺の風を感じながらそぞろ歩くことができる。さらに、それぞれのテント内には特設ステージが設けられ、国内外から招かれた歌手やパフォーマーたちが、さながら音楽フェスのように会場を盛り上げていた。美味しい肉はビールとよく合い、さらに気持ちを盛り上げる音楽が鳴り鼓膜を刺激する。観光客も地元ハルビン人も、みな夏の夜を満喫していた。
 
 主催者発表によると、期間中の来場者は総計60万人に上り、消費されたビールは100万リットルに及んだという。会場内では「力自慢コンテスト」も開催され、腕に覚えのある参加者が100㎏以上ある重りを持ち上げたり、重機用タイヤを転がしたりして腕力を競っていた。他にも、熱気球試乗体験やビールの歴史博物館、冬のハルビン体験コーナーなどイベントが多く催され、来場者を飽きさせない工夫が随所にみられる祭りとなった。(J)

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2016.6.25〈№80〉

○「第27回ハルビン商談会」開催

6月15日から19日までの5日間、ハルビン市国際コンベンションセンターで「第27回中国ハルビン国際経済貿易商談会」が開催された。2014年から「中国ロシア博覧会」と同時開催されていたが、今年はこの中露博がロシアで開催(7/11-15)されるため、2年に一度開催される「第4回中国国際新素材産業博覧会」との同時開催となった。

  今回はコンベンションセンターのA~Cの3ホールを使用し、Aホールはハルビン商談会出展の海外企業、Bホールは新素材博出展企業、Cホールは中国各自治体出展という配置とし、ハルビン商談会へは2,400以上、新素材博には900以上のブースが立ち並んだ。特に中国国内企業出展ブースでは、黒龍江省が農業省ということもあり、ハチミツやブルーベリー等、旬の農産品が多く並び、一帯を甘い香りに包んでいた。 主催者発表によると、5日間の来場者数は総計20万人以上を数え、前年の中露博同時開催回には及ばなかったものの、連日多くの市民や海外企業関係者等が訪れた。特に海外政府関係団体や経済貿易団体、学術団体等およそ100の国・地域から5千人以上が視察に訪れ、中国側開催主催者も対応に追われた。海外訪問団はロシアが一番多く、次いで韓国、日本、タイ等の順となった。

 日本からは、黒龍江省と友好関係を結ぶ北海道、山形、新潟からの出展があり、日本産の輸入商品を扱うブースも含めて日本エリアとして形成され賑わいを見せた。新潟は県内企業等から5ブースの出展があり、金属加工品やキッチン用品等の展示ブースには多くの来場者が訪れたほか、企業間での商談についても積極的に参加されていた。ブース内では新潟の観光PRも行われ、観光パンフレットの配布に加え、中国SNS微信で配信している観光情報等を紹介、多くの新規購読者を得ることができた。
 今回はメディア露出も積極的に行われ、会場内に各メディアブースが設けられたほか、期間中各ブースへのインタビュー取材も実施され、テレビやネットでのニュース報道を数多く見ることができた。新潟ブースへも取材があり、ネットニュースでインタビュー動画が掲載されるなど、通常の出展時以上に人々の目に触れる機会を作ることができたようだ。(J)

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2016.5.25〈№79〉

○「2016ハルビン日本語交流会」開催

2016年4月23日土曜日に、ハルビン河北の黒龍江外国語学院ホールにて「2016ハルビン日本語交流会」が開催された。この交流会は2014年11月に第1回が開催され、今回が第2回目となる。ハルビン市内の日本語学習者が一堂に会し、日本語でのパフォーマンスやレクリエーションを通じて、他の日本語学習者と交流を図るため実施された。
  この日はハルビン市内の各大学や社会人日本語学習サークル等、総勢500人超の中国人日本語学習者が参集し、会場は立ち見が出るほどの盛況となった。
  
 今回は、新潟県も協力しながら、ハルビン市内の日本人教師が作る教師会が主体となって運営し、第1部では各学校や団体が日本語を使ったパフォーマンスの披露、第2部では参加者が互いに日本語を使って交流するという構成で行われた。
  第1部のステージパフォーマンスでは、日本の童話の朗読や日本の歌の合唱、日本に関わるクイズ大会などが行われた。新潟県もここに出演し、スライドを使って新潟を紹介した後、新潟に関するクイズを実施し、正解者には新潟関連グッズをプレゼントした。学生の間では、友好都市であることや留学先としての知識から新潟の名前を知ってくれている人が多い印象だった。
  
  第2部の日本語を使った交流の場では、ハルビンに留学している日本人学生10人ほどもネイティブスピーカーとして参加し、中国人学生と共に日本語で日本のことやハルビンのことなどを話し合った。
 その他、会場となった黒龍江外国語学院の学生が作成した開催ポスターや日本文化紹介コーナー展示など、随所に工夫が凝らされ、来場者を楽しませていた。  

 現在、ハルビンには日系企業も少なく、また日本からの留学生も少なくなってきていることもあり、日ごろ日本語学習者が日本人と交流する機会はとても少ない。学校によっては日本人留学生がいないところもあるため、こうした日本人教師以外の日本人と日本語を使って話す機会はとても貴重なものになっている。また、他の学校の日本語学習者と交流することで自らの日本語能力を見直し、学習意欲を高める絶好の機会にもなっているようだ。参加した多くの学生からも今回の取組を評価する声が聞かれ、また定期的に、頻繁に実施されることを望む声をもらうことができた。(J)

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2016.3.28〈№78〉

○「ハルビン国際氷雪まつり」開催

「ハルビン国際氷雪祭り」は1985年から始まり、日本の札幌雪まつりと共に世界4大氷雪祭りに数えられる大きなイベントとなっている。
  その中で最も規模が大きい催しの一つが、ハルビン市を流れる松花江の中州を会場に開催される「ハルビン氷雪大世界」である。
 このハルビン氷雪大世界は1999年から始まり、17回目となる今回は、2015年12月22日にプレオープン、翌2016年1月~2月いっぱい開催された。 この70日の期間中に訪れた来場者は延べ110万人に上り、営業収益はおよそ3億元(50億円超)に達した。多い日には一日4万人以上が入園したとのこと(主催者発表)。
  
 今回は、中国の国家的「一帯一路」のテーマのもと、世界との氷雪文化の結節点となるよう意識され、国際色豊かな展示内容となった。
 期間中は、大小2,000以上の氷の建築物や像が展示され、イルミネーションに飾られた色とりどりの鮮やかな姿を見せると共に、世界各国の様々なアトラクションや、トナカイが引くソリ、巨大な氷の滑り台やスケートなど、子供たちも楽しむことができる様々なアクティビティが用意された。 なお、これら氷像に使われる氷は、毎年松花江の凍った川面から切り出した氷を使っているとのことで、ハルビンのマイナス30度を下回る厳冬期には、川面はトラックで渡れるほどの厚さに凍ってしまう。
 今回は、平日休日や昼夜の区別なく、一律一般客300元、ハルビン市民は160元の優待料金に統一し、分かりやすい料金体系が設定された。なお、春節後の2月14日~29日の期間は優待範囲を拡大し、黒龍江省の全住民が160元で入場できるようになっていた。
 今回の開催に際しては、国内外の多くのメディアに取り上げられ、その魅力は年々多くの人々に知られるようになっている。日本も新聞社などが公式取材に訪れ、ハルビンの冬の祭典を報じていたようだ。
 また、緑色有機食品など、黒龍江省の農作物や産業の特徴をPRする内容も展示され、来場者にハルビンや黒龍江省を理解してもらうための取組も行われた。観光をきっかけに、黒龍江省の経済発展にも寄与するような運営が図られているようだ。
 今回は、新潟県知事も1月の省長会談に併せてこの氷雪大世界を初めて訪れ、氷の巨大滑り台等を楽しんだ。
 今後、このハルビン氷祭りを目当てとする日本からの旅客が増えれば、航空路である新潟ハルビン線もさらに活用され、両県省の交流も濃いものになっていくだろう。(J)

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2016.2.5〈№77〉

○「第4回新潟フェア」開催

2016年1月15日から30日まで、ハルビン市内の日本料理「鈴蘭」にて、新潟県の主催で「第4回新潟フェア」を開催した。
  日本料理鈴蘭には新潟県産品を常設展示するコーナーがあり、来店者が自由に見学することができる。新潟県の観光パンフレットやネットショップ「新潟館」のチラシも展示されており、同店はハルビン市内で新潟県の魅力に日常的に触れることができる貴重な場となっている。
 今回は、15日のフェア開幕式に新潟県知事が参加、黒龍江省側からも副省長や海外担当部門の代表等が出席し、テープカットによりフェアの成功を祝った。
  
  期間中は、常設の新潟県産品展示コーナーの拡大設置や、各種新潟県PRポスターの掲示を行ったほか 、新たに新潟県の観光PRビデオを上映するなど、来店者に対してさらに新潟を感覚的に捉えやすく、また具体的なイメージを抱いてもらえるような展示を行った。
 さらに、これまで新潟から料理人を派遣し指導し、新潟メニューとして定着している料理を集めて「新潟料理」として差し込みメニュー化したほか、店外看板に「新潟拉麺」の文字を入れてもらうなど、さらに「新潟」の文字が来店者の目に入りやすいよう取り組んだ。
  また、新潟メニューを注文してくれた来店者には、新潟トランプや卓上カレンダー等のノベルティグッズが当たるくじ引きを用意し、帰宅後も新潟を思い出してもらえるような企画も実施した。
  
 今回は、黒龍江省内のニュースサイト記者による取材もあり、独自の宣伝以外にも広くハルビン市民に知ってもらうことができた。
 外国の都市との交流にはいろいろな形があるが、はやりまず分かりやすいのは食を通じた交流だろう。おいしい料理を食べれば、必ず印象は良くなる。料理をきっかけに話題も増えるし、本場の料理を食べに現地に旅行に行きたいと思ってくれるかもしれない。料理で新潟の名前を覚えてもらえれば、新潟に関する情報に対しても敏感に反応してくれるようにもなるだろう。まずは食を通じた交流をきっかけに、ハルビン市や黒龍江省内、そして中国国内へ新潟のファンを増やしていきたい。(J)

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2016.1.26〈№76〉

○「2016ハルビン寒地博覧会」開催

2016年1月5日から7日まで、ハルビン国際会展中心で「2016ハルビン寒地博覧会」が開催された。当博覧会はハルビン市人民政府等の主催ということもあり、新潟からは1979年にハルビン市と友好関係を結んだ新潟市が主体となって「国際友好都市エリア」に出展した。
 会場は3つの区画に分けられており、除雪機械を中心とした重機展示スペース、各地の食品や物産などを販売する物販スペース、そして新潟を含む各国際友好都市をPRするスペースが開設された。主催者発表によれば、16の国・地域から800以上の企業・団体が参加し、1,200ほどのブースが設けられたとのこと。
          
 
 新潟ブースでは、新潟市の観光PRに加え、新潟県も観光パンフレットや新潟県産品を展示し、来場者により深く新潟を知ってもらえるよう宣伝活動を行った。
     
 新潟ブースを訪れてくれた来場者の中には、新潟訪問経験がある方や、ハルビン市と新潟市、また黒龍江省と新潟県が友好関係にあることをご存知の方も多かった。我々の説明に対して熱心に耳を傾けてくれ、また自らの思いを滔々と語ってくれる方もいた。
 また期間中、地元テレビ局等4社の取材があり、中には即日ニュースの中で取り上げてくれた社もあった。今回の参加によってさらに新潟の知名度が上がることを願いたい。
 全体的に見ると、やはり物販スペースの集客が多く、食品販売ブース周辺は熱気に包まれていた。今回は、中国政府の「一帯一路」の政策を反映し、陸路のシルクロード経済圏沿線の国や地域が、各地の魅力的な産品を展示・販売しており、ハチミツや農畜産物が目立っていた。やはり食品は分かりやすく取っ付きやすい展示となるので、新潟も中国の食品輸入制限からいち早く抜け出し、その魅力を存分にPRできるようになることを期待したい。(J)

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2015.9.29〈№75〉

○新潟ハルビン線のデイリー化と新潟県代表団のハルビン訪問

現在、新潟ハルビンの空路は直行便で結ばれているが、これまで週4往復(日月水金)だったものが、7月21日から週6往復(日月火水木金)に増え、さらに9月1日から週7往復(日月火水木金土)と増便され、現在は毎日往復便が飛んでいる状態(デイリー化)になっている。
  これを受け、デイリー化初日となる9月1日には、新潟空港で消防車による放水アーチによる航空機出迎えが行われ、新潟空港ターミナルでは「ハルビン写真展」が開催された。
 また、この日、デイリー化初日の便に搭乗し新潟県から観光・交通関係の代表団がハルビンを訪れ、黒龍江省旅行局や国際担当部門などの代表と面談し今後の交流推進に向けて協議した。増便された空の便を有効に活用し、今後の双方の観光客増加を目指して新潟県側から協議・提案がなされた。
 まず、ハルビンから新潟や日本の他の地域を訪れる中国人観光客の多くは、ショッピングをその大きな目的の一つとしている。新潟でもその目的を十分達せられることをPRする必要があるとし、今回は新潟市内の商店や商業施設の担当者等が10社ほど同行し、黒龍江省内の旅行者などに対して新潟でのショッピングの魅力をアピールするとともに、実際にどのようなものが好まれるのかを協議し相互認識を深めた。
 また、新潟からハルビンを訪れる日本人観光客増加のためには、まずは新潟でハルビンの観光地としての魅力をPRすることが必要であるとし、黒龍江省の旅行社や関係機関が新潟を訪れアピールする機会を設けることを提案した。
 最近では、中国国内の高速道路や高速鉄道もかなり整備されてきており、黒龍江省全体だけでなく、近隣の吉林省、遼寧省等の各地とハルビン空港とのアクセスが容易になりつつある。
 これまでは、新潟で中国人観光客を受け入れる側となる商業施設担当者がハルビンを訪問し旅行社等と協議する機会は多くなかった。今回の訪問が、これら民間業者を含めた中国人観光客誘客の取組をさらに積極的なものにするかもしれない。
 今回の提案内容が実現し、より多くの人々にお互いを知ってもらい、往来や交流の機会が増えれば、新潟ハルビン線の観光面での需要も増し、新潟空港や新潟県の拠点性がさらに高まることにつながるだろう。(J)

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2015.3.31〈№74〉

○ハルビン出発の海外渡航者急増

昨年、ハルビンから出発した海外渡航者は約60万人に達し、同期比で24.8%増加した。現在、ハルビンには14の国際航空路線があるが、最も人気が高い訪問先は、ソウル、台北、新潟の順になっている。
 昨年、ハルビンから韓国への海外渡航者は約30万人に達し、渡航者全体の半数を占め、2013年より30%増加した。韓国渡航者の中で、23.4万人の目的地はソウルであり、ソウル行きのフライトは深夜便でも満席が続く人気ぶり。
 ハルビンから日本への定期航空路線は、ハルビン・新潟線、ハルビン・関空線があるほか、地元旅行社によるチャーター便運航もあり、ハルビンから日本へ出発する渡航者は2013年より30%増え、3.4万人に達している。また、今年2月から3月までハルビン・茨城線の連続チャーター便が運航されたが、客足は好調であったという。最近では、春節ツアーに加え、桜鑑賞の旅行商品が大人気となっており、予約が取れないほどの盛況ぶりとのこと。
 海外渡航者数が多い都市として、上海、北京、広州、深センが挙げられるが、長沙、ハルビン、福州などの省都でも海外渡航者が右肩上がりで増えている。中国で最大のチケット予約ウェブサイト「携程旅行ネット」によると、海外渡航による消費額も増えており、その金額は60億人民元に達している。一人あたりの平均消費額の多い都市は北京市、太原市、上海市、昆明市、ハルビン市がランクインしており、商品の種類として、化粧品、服装、健康食品、家電の人気が高いとのこと。(ぼ)

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2015.2.10〈№73〉

○ブロガー招待
 1月22日、ハルビン在住のブロガー(weibo、we chat等のSNSで積極的に情報を発信している方)を招待してのPRイベントを開催した。今回のイベントは日本料理鈴蘭にて販売している新潟ラーメンの試食、ネットショップ「新潟館」にて販売している商品の試用を通じて、新潟の魅力を体験してもらおうというもので、イベント開催後には各自のSNS上で、イベントの様子や新潟ラーメン、新潟館商品を宣伝してもらうことも目的とした。

 当日は、記者、教師、国営企業職員、政府関係職員など、様々な職種の方から参加いただき、県側から簡単に新潟の概要、観光等について説明した後、新潟館商品、新潟ラーメンの特徴等について理解を深めていただいた。また、SNSを使用した宣伝方法、新潟館商品に対する印象等について、参加者からも多くの意見を聞くことができ、非常に有意義な会となった。    
 イベント開催後に発表していただいた各自のSNS上にも非常に多くの反応があり、weiboにおける閲覧数が1週間で3万人を超える内容もあった。内容を見てみると新潟ラーメンに対するコメントが非常に多く、今後もこの新潟ラーメンを上手く活用しながら、新潟の食、文化を発信していきたいと考えている。また、新潟館商品については、やはり実際に使用してみて魅力を感じる方が多く、今回のイベント開催時もタンブラーや爪切りが非常に好評であった。ネットショップでの販売に繋がることを期待している。(た)

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2015.1.9〈№72〉

○十日町市観光説明会の開催
 12月18日、新潟県十日町市が黒龍江省ハルビン市を訪問し、旅行各社を招待しての観光説明会を行った。会場は「新潟の間」を開設するなど、当県のPR拠点として関係を強化している日本料理鈴蘭の3階ホール、ハルビン市内5つの旅行社から参加をいただき、全体説明会を行った後、個別商談会を実施し、今後のツアー商品作成に向けた交渉を行った。全体説明会の内容は、市の概要から、現在国内外にて注目を集めている「十日町雪まつり」「大地の芸術祭」(※)等のイベントに合わせた旅行プランまで多岐に渡った。旅行社から十日町市の魅力を実感していただき、今後の具体的なツアー実施に向けて、多くの前向きな反応を得ることが出来た。
(全体説明会様子)
 今回のイベントを通じて、中国人観光客が大量に日本を訪問している昨今の状況の中で、大都市以外の特色ある観光地についても関心が高まっていることを改めて実感するとともに、実際の旅行商品作成に向けた課題等も明確となった。今後、具体的に旅行社との交渉を進めていくことになるが、十日町へのツアー実現に向けて、当県事務所としても最大限の協力をしていきたいと考えている。(た)  


※「第66回十日町雪まつり」
・2015年2月20日~22日  
・http://snowfes.jp/   

「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2015」
・2015年7月26日~9月13日   
・http://www.echigo-tsumari.jp/

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2014.12.10〈№71〉

○ハルビン中日交流会
 11月22日、黒龍江省ハルビン市、黒龍江大学内の講演ホールにて「ハルビン中日交流会」を開催した。今回のイベントは新潟県とハルビンふれあいひろば(※)の共催という形で、ハルビン市内の大学生、日本人留学生のほか、日本への留学経験のある社会人など、全体で300名を超える参加者が一堂に会し、日本語を使ったレクリエーションや出し物を通じて交流を行ったものである。また、レクリエーションの一つとして、新潟県の概要や特産などの紹介を行った。

 今回のようなハルビン市内全体の学生や社会人を集めての日中交流イベントはこれまでに例が無く、イベント終了後には「非常に良い交流の機会になった」「今後交流を積極的に行っていくための活力をもらった」などのコメントを多くいただいた。今回のイベントを通じて、それぞれの参加者が大きな収穫を得ることが出来たようである。新潟県としても、これからの交流を担う若者に対して、当県への理解を深めてもらう良い機会となった。
 日本人と交流する機会がほとんど無い日本語学習者が数多く存在するハルビンにおいて、このようなイベントを開催することは非常に大きな意味を持つ。今回のイベントを機にハルビンでの日中交流がこれまでに増して活発になることを期待している。(た)

※ ふれあいひろば事業 国際交流基金(JAPAN FOUNDATION)による事業。日本の最新情報や日本人と接する機会が少ない中国の地方都市において、青少年層を主な対象に対日理解と交流を促進する「ふれあいの場」を開設。日本の最新情報(雑誌、書籍、映像資料等)に触れることができ、また、日本の大学生・留学生や在留邦人、現地中国人の協力を得てさまざまな日中交流イベントが行われている。ハルビンでは黒龍江大学内に設置されており、大学側が管理運営を行っている。
○黒龍江省食品企業ハバロフスク市訪問
 11月26日、27日、九三グループ、北大荒グループ、北味菌業、高泰食品など、黒龍江省の有名食品企業20社がハバロフスク市を訪問し、現地食品企業とのビジネスマッチングを行った。今回のビジネスマッチングは黒龍江省政府とハバロフスク市政府が共同で開催したもので、ロシア側からは50社余りの参加があった。訪問期間中は食品の輸出入だけでなく、技術提携まで商談が及び、参加した多くの企業はロシア企業との提携について大きな可能性を見出したとのこと。
 近年、黒龍江省政府は同省の緑色食品(有機食品)について、専用の展示販売施設(黒龍江省緑色食品交易センター)を建設するなど、この分野における国内外への宣伝、ビジネスマッチングに力を注いでいる。今後ロシア市場に積極的に参入していくためには、ロシア市場の基準、消費傾向等についてより詳細な研究が必要とのことだが、ロシア政府のEU及びアメリカ市場に対する食品輸入禁止に伴い、ロシアの食品市場に参入する大きな機会が来ているというのが、今回のビジネスマッチングに参加した企業の共通認識である。(た)
 

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2014.11.12〈№70〉

○県ハルビンビジネス連絡拠点3周年記念イベント「新潟フェア」開催
 10月9日~23日、新潟県ハルビンビジネス連絡拠点3周年記念イベント「新潟フェア」がハルビン市内の高級日本料理店「鈴蘭」にて開催された。昨年から引き続き、今回で3回目の開催となる。会場となる鈴蘭は、昨年の新潟県黒龍江省友好提携30周年を記念して設置された新潟県産品PRコーナー、特別メニュー「新潟ラーメン」「新潟タレカツ」の提供等を通し、当県関連の情報発信拠点として、これまでも広く活用されてきた場所である。
(特別個室「新潟の間」の様子)

(越後杉特製の「新潟の間」看板)

 今回のフェアの主な内容は、 ①新潟ラーメンの販売促進(新潟県特製トランプのプレゼント)②ネットショップ「新潟館」商品の宣伝(店内数ヵ所への商品展示、来店者による商品試用、期間中購入者へのプレゼント実施)③観光PR(観光説明会の開催、各種パネル等の設置)であった。さらに、今回のフェア開催に併せ、同店舗三階に新設された特別個室「新潟の間」の除幕式を行い、黒龍江省政府関係者等を招待して、その宣伝PRを行った。この「新潟の間」には、県産杉である「越後杉」特製の看板を設置、新潟県の特産品や伝統工芸品を装飾するなど、新潟の魅力を体感できるような工夫が施されている。今回の活動を通じ、これまでの2回のフェアと比べて、より多くの具体的な意見、感想が寄せられ、反響の大きさを実感するに至った。    
(新潟県産品PRコーナー)

(新潟県写真紹介コーナー)
 18日にはハルビン招商国際旅行社の協力のもと「新潟観光説明会」を開催した。新潟県側から新潟県の概要や新潟旅行の特徴等を説明した後、同旅行社から、個別の観光地等の紹介を含む具体的な旅行商品の説明をしていただいた。参加者はいずれも日本への関心が高い政府関係者や会社責任者が多く、説明会開催後にも多くの質問が寄せられ、新潟観光を実際に検討する良いきっかけになったとの感想も聞いている。    
(新潟フェア開催宣伝の様子)

(新潟県観光説明会開催の様子)
 日本料理店「鈴蘭」のオーナーや関係者の全面的な理解と協力の下、新潟県の情報発信の拠点として、これまで同様、今回も新しい取組をした。昨年第1回で提供した「新潟ラーメン」は好評により、現在では鈴蘭の定番メニューとなる等、一定の効果が出ており、今後とも、新潟県の食・文化・産業等を発信できる拠点として協力関係を継続していきたい。

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2014.9.23〈№69〉

○2014年最も美しい中国観光都市にハルビンを選出
 9月13日、第二回旅行業フォーラム及び2014年最も美しい中国都市ランキングの発表式が北京で開催され、ハルビンが2014年最も美しい中国観光都市に選ばれた。  
(ハルビン伏尔加庄园)
 2014年最も美しい中国観光都市には、黒龍江省ハルビン市を始め、四川省成都市、遼寧省瀋陽市、甘粛省敦煌市などが選ばれた。  
 このイベントは新華網が主催し、A級観光地及び旅行サービス企業等に対して総合分析と評価を行い、同時に地方政府、観光地、企業、メディアの推薦などを合わせた多方面にわたる分析と協力のもとに実施された。  
 ランキングの評価基準として、特色ある文化、手軽さ、自然、環境保全、創造性、ブランドイメージ、人材管理などの11項目について、総合的評価、専門家の意見、ネット公開投票、メディアからの採点の四段階を経て、全てをクリアした後に、総計した最終ランキングを発表した。その結果、ハルビンは今回の総合審査を通して、2014年最も美しい中国観光都市の一つに選ばれた。  
 2014年、ハルビンは「世界に影響を与える中国文化観光有名都市」と「最も魅力ある旅行目的地」の称号を獲得し、また「真夏の聖地」として中国で最も魅力ある避暑観光都市にもなっている。  
(ハルビン伏尔加庄园)
 歴史的な名所「中央大街」を訪れる観光客は本年5月から急増し、9月までに約80万人が訪れ、昨年同期と比べて30%増加した。ハルビンビール祭り開催期間中、一日平均約5万人が来場し、昨年の4.1万人を上回った。その他にも、様々な夏のイベントに大勢の観光客が訪れた。今後とも、ハルビンは旅行、文化、ファッション産業を融合した新しい発展理念を堅持し、旅行業の品質向上と発展の促進に力を入れていく。

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2014.8.31〈№68〉

○ハルビン観光情報センター開設
 ハルビン市は先月、国内外から黒龍江省を訪れる旅行者への観光情報を提供するため、市内のメインストリート中央大街で大規模な観光情報センターを初めて開設した。この建物は、日本の松浦洋行が所在していた場所で、1920年に落成したロシア風の建築物が保護建築として残され、最近までは教育関連の書店として利用されていた。
(観光情報センター外観写真)
 同センターは、黒龍江省及びハルビン市の観光案内、代表的な観光拠点及び観光ルートの紹介、交通アクセス、宿泊施設や各種チケット予約に至るまでさまざまなサービスを提供、無料のガイドブックやイベントチラシなども用意されている。一階フロアには旅行者からの相談やお問い合わせへの対応窓口と観光記念品の販売コーナーが設置され、二階フロアにはハルビンと省内各地の観光情報、写真、動画、アクセス方法などを中国語、英語、ロシア語の3か国語で検索可能なタッチスクリーンモニター式旅行案内システムが設置されている。また、同じ二階フロアにある雪ダルマ顔写真コーナーが大人気となっていて、多くの観光客が無料で撮ったユニークな雪ダルマ顔写真を携帯に記録したり、友達に転送したりして楽しんでいる。さらに、歴史あるハルビンの様々な建造物の写真や油絵の壁画が展示され、異国情緒漂うハルビンの雰囲気を存分に感じることができる。


 (観光情報センター室内写真)
 同センターは、安心して快適な旅行を楽しみたい観光客への窓口として、また、情報収集の拠点として機能することが期待されている。近年、ハルビン市政府は、観光都市のシンボルとして、冬の氷雪旅行と夏の避暑旅行をPRする中、2014年は観光客の受入数は6000万人を突破、観光収入額800億元を目標に掲げ、ハルビンの観光振興のため、更なる利便性向上を目指している。

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2014.7.17〈№67〉

○第1回中国-ロシア博覧会閉幕
 第1回中国-ロシア博覧会が6月30日~7月4日の日程で開催された。67の国と地域から11,000人の来賓及びバイヤーが参加し、そのうち、ロシアから約5,000人が参加した。博覧会事務局によると、黒龍江省はこの博覧会で31.5億ドルの輸出入契約を結び、経済技術協力項目260個、契約における国内外の利用資金は683.35億元に達したということである。また、博覧会期間中の来場者は約28万人を数え、外国政府、経済貿易団体、華人華僑代表団合わせて176団体が参加し、ロシアから108代表団と大手銀行等を含む356企業が出展した。中ロ副総理が5つのフォーラムに出席したほか、ロシア、アメリカ、カナダなどの国、地域から150人の専門家と中ロ66箇所の大学も参加した。
 今回の博覧会は国際色も豊かとなり、日本、韓国、ASEAN各国等から1,597企業が出展し、アクセサリー、工芸品、観光商品、特産品などの展示販売をした。新潟県からも8企業と団体が参加し、商談、展示販売等を積極的に行った。当ハルビンビジネス連絡拠点も1ブースを確保し、ビジネスマッチング、日本海横断航路、日本料理鈴蘭での新潟フェア等の主要案件の宣伝を行った。
 今回の博覧会はこれまで開催されていたハルビン経済貿易博覧会を国家級に昇格したもので、主催者側としては、会場での商品販売から一歩進んだ、よりビジネスマッチングを重視した会を目指していたようである。確かにロシア関係の商談等は積極的に行われていたが、全体的に見れば、これまで通り商品を売るために参加している企業が多かったように感じる。今後も博覧会を開催するにあたり、博覧会開催の目的を整理することが課題として挙がっている。
 また、もう一つ博覧会を通じて改めて感じたのは、中国における健康意識の高まりである。期間中、緑色食品(有機食品)、医療分野における商談が積極的に行われていたとともに、ブースとしてこれらの分野に用意された数も多かった。特に、黒龍江省は緑色食品の生産、加工に力を入れており、今回E、Fホール全てを黒龍江省内企業の緑色食品の展示販売スペースに充てていた。(Eホールについては通年営業となる予定)
(博覧会会場写真)
(新潟県出展ブース写真)

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2014.6.9〈№66〉

○2014「ハルビンの夏祭り」開催
 2014「ハルビンの夏祭り」実行委員会によると、「ハルビンの夏祭り」は6月10日の開幕式典を皮切りに、10月10日までに、「松花江湿地祭り」、「中ロ博覧会」、「ビール祭り」、「ハルビン音楽会」、「紅葉祭り」など、さまざまなイベントが順次開催され、そのなかで、巡回パレード、演奏会、物産展、市民スポーツなどの多種多彩な活動も予定されており、大勢の市民で賑わいを見せるハルビンの魅力をたっぷりPRしようという試みとなっている。 開幕式典では、「愛するハルビン」、「湿地恋」、「美しい松花江」、「友誼永遠」、「音楽街」、「紅葉美」をテーマに、市民大合唱、民謡流し、ファッションショーなどが披露され、続く「松花江湿地祭り」では、太陽島周遊、湿地マラソン、湿地観光フェア、湿地撮影会、松花江夜景鑑賞会なども行われる。 恒例の「ビール祭り」は、6月26日から7月7日まで太陽島で開催され、期間中、ビールに関する展示会・写真展、ビール達人の披露などの催し物も行なわれる。また、今年は、6月30日から7月4日までの日程で「中ロ博覧会」がハルビン国際コンベンションセンターで開催される予定で、多くの外国人ビジネス客がハルビンを訪問する予定。さらに、「ハルビン音楽会」が8月6日から8月15日まで開催され、期間中、歌謡コンサート、国際音楽演奏会、国際アコーデオンコンサート、国際姉妹都市週間などのイベントも順次開催予定。そして、9月末の「紅葉祭り」では、紅葉鑑賞会、果物狩り、川下り、動物繁殖基地の見学会などが行なわれる予定となっている。
(ハルビン夏祭りのパレード)
(ハルビンビール祭り)

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2014.5.14〈№65〉

○黒龍江省の民用車保有台数500万台突破
 黒龍江省統計局の調査によると、2013年度末までの全省内の民用車保有台数は約514万台となり、昨年に比べ19万5000台増え、前年比3.9%増。そのうち、自動車は10.1%増加で、296万4000台に達し、約10人に1台が保有している計算になる。オートバイは12万3000台減少で58万2000台、貨物車は1000台増で7万4000台となった。
 ハルビン市の車保有台数は142万2000台で、前年比9.5%増、そのうち、自動車は初めて100万台を超え、前年比12.6%増の100万5000台に達した。
 2013年の全省内の乗合営業車は228万9000台に達し、前年比13.7%増加で27万5000台増えた。貨物車は58万1000台で、前年比4.1%増の2万3000台増加。その他の乗合営業車は9万3000台で、前年比22.7%減となった。
 省内の営業用自動車は64万7000台、前年比1.5%減で9000台減少、非営業用自動車台数は231万4000台で、引き続き好調な販売を継続し、前年比13.7%増で27万9000台増加した。
 また、スクールバスのニーズが高くなっている傾向がある。2013年に全省で保有されているスクールバスの台数は2366台で、前年比88.8%増の1113台増加。 2013年の輸入車販売台数は、11.5%増の12万9000台だったが、前年比6.2%増を下回った。
 毎日約500台増の販売の勢いにより、2013年に全省の自家用車保有台数は237万2000万台となり、前年比12.8%増で27万台増となっている。
 2013年の全省の免許保有者数は591万6000万人で、前年比8.5%増で46万5000万人の増加である。
(ハルビン市街写真)

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2014.4.14〈№64〉

○黒龍江大峡谷がハルビン初の国家級自然保護区へ
 報道によると、国家環境部、財政部、国家林業局など10部門30名の専門家から構成される審査委員会にて、全員一致で黒龍江大峡谷を省級自然保護区から国家級自然保護区に昇格させることが決まり、残るところは国務院の認可を待つだけとなった。五条鳳凰山の黒龍江大峡谷はハルビン市として初めての国家級自然保護区となる見込み。
 黒龍江大峡谷自然保護区は山河村林業局鳳凰山区に位置し、総面積は2万4998ヘクタール。大峡谷の長さは約10000メートル、落差は約1000メートルにもなる。坂道の傾斜は40度~70度、大峡谷の滝は長く、山は高い上に、険しく、山の頂上から尾根にある岩石が広く露呈している。赤松と雲冷杉を主とした原始林では、野生動物と植物資源に恵まれ、黒龍江省の多様な生態系を表しているだけでなく、天然の動植物園にもなっている。黒龍江大峡谷は2010年に省級自然保護区に指定されて以来、2012年から国家級自然保護区への申請準備を開始していた。
 地元環境局によると、黒龍江大峡谷自然保護区には東北赤豆杉、赤松、ジャコウジカ、東北虎などの珍しい野生動植物が生息しており、自然保護区には植物112科目、940種類(国家重点保護植物10種類)、脊椎動物78科目、343種類(国家1級重点保護野生動物7種類)が確認され、黒龍江省の東部山地に至る地域は森林生態保護区域となっている。自然保護区の下流約38キロ離れたところにハルビン市民の生活用水を供給する「磨盤山」ダムがある。
 黒龍江省の国家級自然保護区は合計33箇所あり、全国で最も多い省となっており、今年末までに、黒龍江省の国家級自然保護区は36箇所に増えると予測されている。
  (大峡谷)

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2014.3.3〈№63〉

○中・露アムール川鉄道橋工事の着工
 2014年2月26日に同江で中国同江・ロシアレーニンスコエにある国境アムール川で鉄道橋の建設着工式典が開催された。
 中露同江国際鉄道大橋は黒龍江省の同江とロシアのユダヤ自治州レーニンスコエの間を結び、中国側の鉄道の長さは31.62キロで、そのうち、鉄道橋の全長は2215メートル(中国側の長さ1900メートル)、中国側の投資額は26.42億元、建設期間は2年半、2017年に完成する予定で、年間貨物通過量は2100トンに達し、列車運行最高時速は100キロとなる見込み。
 中露国境の河川の鉄道橋建設により、中国の東北鉄道網とロシアのシベリア鉄道とが繋がり、更に国際運輸の新ルートとして、現在の中国の国際鉄道の枠組改善にも繋がる。
 中露で新しく建設する鉄道橋は中国東北地域とロシア極東地域との交流促進と利便性向上に貢献し、両地域の経済貿易発展に寄与するとともに、中国東北部の産業振興や国際交流の促進、観光事業の拡大などに対しても、大きな役割を果たすことになると期待されている。

(中・ロアムール川鉄道橋着工式典写真) 
 
 
(鉄道橋設計図)

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2014.2.10〈№62〉

○黒龍江省の対ロシア貿易は引き続き増加傾向
 2013年の黒龍江省の輸出入国際貿易額は388.8 億ドルに達し、昨年比3.4%増加した。輸出額は162.3億ドルで、昨年比12.4%増加、一方、輸入額は226.5億ドルで、昨年比2.2%減少した。  
 貿易相手国との関係では、ロシアとの貿易が安定して増加傾向を示している一方、新興国を含む他の貿易相手国との取引は増減まちまちで不安定な状況となっている。2013年、黒龍江省はロシアに対する輸出入額は223.6億ドルに達し、前年比5.8%増加、全省輸出入額の57.5%、全国のロシアに対する輸出入額の25.1%を占め、全国で第一位となっている。そのほか、黒龍江省のヨーロッパに対する輸出入額は22.7億ドル、前年比1.8%増、東南アジアに対する輸出入額は18.7億ドル、前年比18.7%増、香港地区に対する輸出入額は5.9億ドル、前年比204.7%増、オーストラリアに対する輸出入額は5.7億ドル、前年比52.5%増となっている。  
 輸出商品の種類について、付加価値の高い商品を中心とする電気機械輸出額は47.7億ドルに達し、9%増、そのほか、衣料品の輸出額は32.4億ドルで38%増、農林水産物の輸出額は17.8億ドルで7%増、省内地場産品の輸出総額は39.4億ドルに達し、昨年と比べて10.6%増加した。  
 輸入商品の種類について、エネルギー資源の関連商品が引き続き高い比率を占めたが、原油関連商品の輸入は減少した。  
 国際貿易の担い手について、大手企業の役割は大きく、その取引額を増やしている一方で、民間(非国営)企業の市場開拓も拡大傾向にある。黒龍江省の国際貿易企業数は2327件あり、輸出入の実績総額で1億ドルを超えた企業は53件、5000万ドルを超えた企業は110件、1000万ドルを超えた企業は307件と拡大し、これらの大手企業で全省の国際貿易総額の92.9%を占めている。国有企業の輸出入額は全省の国際貿易総額の45.9%、民間(非国営)企業は50.2%を占め、特に輸出方面においては全省の83.9%を占めている。
(国境にある綏芬河ゲート)

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2013.12.11〈№61〉

○黒龍江省の人口はマイナス成長傾向、高齢化社会加速へ
 黒龍江省政府の統計によると、2012年全省の常住人口は3834万人、2010年に比べて、3万人の増加にとどまった。黒龍江省は全国に比べて、早く人口減少する地域になると予想されている。
 2010年第六次全国人口調査の結果によると、2010年11月1日までの全省常住人口は3831万人、全国総人口の2.9%を占め、中国31省中で第15位だった。
 70年代から中国「一人っ子」政策を実施して以来、全省の人口出生率が激減し、30年を経て、今の黒龍江省の人口は、以前の高い出生率、低い死亡率、高い増加率から、低い出生率、低い死亡率、低い増加率へと変化しつつある。
 1982年第三次全国人口調査を行う以前は、全省の人口増加率は高く、全国平均より高かった。同時期の全国の年平均増加率は1.8%だったのに対して、1953年~1982年の29年間で黒龍江省の年平均増加率は3.6%に達していた。1982年以降、全省の人口増加率は全国に比して伸び悩み、特に2000年~2010年の10年間で全国の人口増加率5.7%に対して、黒龍江省は3.8%に止まっていた。
 今後、経済発展や社会の成熟化に伴う出産抑制など、様々な影響のもとで、黒龍江省は人口増加率の低下という歴史的な時期を迎え、全国でも比較的早く人口減少が予測される省となった。
 黒龍江省が高齢化社会に突入したのは2005年。1978年の「一人っ子」政策実施から、高齢化社会を迎えるまでわずか27年間での出来事であった。
 国の出産抑制政策の緩和により、2人までの出産が認められている。専門家によれば、30年あまりの出産抑制政策の中で、人々の考え方の変化、社会経済の発展等の影響により、生育の認識も変化してきており、新しい産児政策が黒龍江省の出生率にどの程度影響を与えるか注目されている。


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2013.10.9〈№60〉

○「国慶節」黒龍江省への観光客が大幅増
 黒龍江省旅游局の統計によると、「国慶節」に黒龍江省を訪れた観光客は1,639万人、去年より10%増え、観光収入額は68億元に達し、21.6%の増加となった。ハルビン市旅游局の統計によると、ハルビン市を訪れた観光客は173万人、去年より6.6%の増加、観光収入額は13億元に達し、10.5%の増加となった。なお、全省で大きな事故やクレームなどは発生しなかったということである。
 今、観光客の人気は、都市部への観光からリゾート地への観光に変化してきている。国慶節の連休中、黒龍江省を訪れた観光客で、リゾート地への観光を選択した観光客は46.9%を占め、黒龍江省内の比較的短距離に位置する観光商品が人気を集めた。マイカー旅行は鉄道旅行に次いで、二番目の旅行交通手段となり、去年より5.6%増加した。黒龍江省旅遊局によると、観光客がリゾート地への観光に意識を移した背景には、長距離旅行と比較して旅費削減が図られ、自由行動へのニーズが高まったことにあるという。また、「旅遊法」が10月1日に正式に実施され、「ゼロ旅費」などの不法手段による客引きの取締が影響する形で、旅行会社が旅行商品の値上げを実施したため、国内外の観光コストが一定程度上昇する結果となり、短距離の省内観光商品に人気が集まったとのことである。
 黒龍江省を訪れた観光客に対してアンケート調査を行った結果、自然環境、きれいな空気、都市建設、市街地緑化の面で高い評価を得ていた。調査対象者の中で74.9%の観光客が、友人等に黒龍江省の観光を薦めたいと回答し、去年の調査より10.3%増加した。

(ハルビンメインストリート「中央大街」の写真)

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2013.9.9〈№59〉

○2013ハルビン世界農業博覧会開幕
 2013年ハルビン世界農業博覧会及び第6回中国黒龍江省・北大荒国際農機具博覧会が9月5日~8日までハルビン展示センターで盛大に開催された。開幕当日、ハルビン市政府主催で国内外の来賓を歓迎するレセプションが行われた。今回の農業博覧会は黒龍江省政府とハルビン市政府が共催する大きなイベントとなったが、特に農業博覧会と農機具展示会との共催になったことから、9か国1,500企業が出展する国際色豊かな大型博覧会となった。
 黒龍江省は自然に恵まれ、豊かな黒土を有し、160億キロ以上の食糧生産能力を持ち、緑色健康食品を生産する中国の重要な商品食糧基地であり、食品生産基地でもある。
 今回の農業博覧会の展示面積は8.1万平方メートル、1,500の出展企業中、ドイツ、イタリア、アメリカ、オーストラリア、韓国などの海外出展組もあり、海外の有名企業も含まれていた。博覧会開催と並行して世界農業発展シンポジウムが開催され、「生態農業や食糧安全」をテーマとして、活発な意見交換が行われた。
 本博覧会は、すでに中国国内では農業や食品に関連する大型・国際博覧会として位置付けられているが、黒龍江省の農業に関する優良な資源をさらに集中させるため、「国際化、専業化、ハイレベル化」を目標にし、3~5年をかけて、本博覧会をアジア最大規模の国際的な農業協力交流会に育て上げ、5~8年の経験を積んだ後、世界一流の大型農業博覧会にしていくことを目指している。本博覧会を通じて、国内外の企業やバイヤーなどに対し、黒龍江省を強くアピールし、多くの方々に黒龍江省に投資し、発展していくことを期待している。

(ハルビン農業博覧会写真)

(ハルビン農業博覧会写真)

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2013.8.6〈№58〉

○ハルビンの地下鉄1号線、9月に試運転開始
 7月25日付のハルビン市鉄道集団公司の発表によると、ハルビンの地下鉄1号線は8月に各種団体への運行体験会を実施したあと、9月に試運転を開始することが決まったという。
 ハルビンの地下鉄1号線は、第1期と第2期に分けて建設され、ハルビン東駅から医科大学駅までの全長17.48キロ、合わせて18の駅を設置する。全工事の投資額は約103.9億元、2008年9月29日に着工し、28か月の工期で、2012年9月30日に全18駅の地下トンネル工事を完了した。2012年12月20日には、地下鉄の電気、換気、通信、信号、安全通路、自動改札口など13項目の主要設備工事も完了し、2012年12月25日に車両運行調整が始まった。
 ハルビンの地下鉄1号線は、最高時速80キロ、6車両から編成され、最多乗車人数1800人に達する。また、17本の列車運行が予定されており、一日の運送客数は概算で延べ21.5万人に達するとの見込み。これにより沿線の路面バスを約4500台縮減できると予想されている。
運賃については現在検討中であるが、全距離を3段階に分け、それぞれ2元、3元、4元と距離に応じた料金設定にすると見込まれている。          
(地下鉄)

(改札口)

(地下鉄駅)

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2013.6.17〈№57〉

○「2013 魅力あるハルビンの夏」文化祭が開催
 6月10日に「2013 魅力あるハルビンの夏」文化祭及び「第4回中国・松花江湿地祭」がハルビン群力音楽広場で盛大に開催された。今回のテーマは「松花江湿地と音楽城を歩く」。  
 開幕式に100名の小学生が100台のピアノで名曲を披露したり、200人が琴を演奏したり、同時に1万人の徒歩競技がスタートするなどダイナミックで斬新な開幕式となった。
  「ハルビンの夏」祭は6月10日から10月10日まで4ヶ月に渡って開催され、期間中に「第3回中国・ハルビン松花江湿地祭」、「第24回中国・ハルビン国際経済貿易商談会」、「2013 中国・ハルビン国際ビール祭」、「第2回中国・ハルビン秋紅葉祭」が同時開催されることになっている。  
 「第24回中国・ハルビン国際経済貿易商談会」は6月15日から19日までハルビン会展体育センターで開催される予定で、会場には3000ブースを設置し、使用面積は12.8万平方メートルである。現代農業展示区、ハイレベル技術展示区、文化観光産業展示区など12展示区に区分される。今年はロシア、ドイツなど28か国から400の企業が出展し、タイから今回初めて出展予定で、100ブースが予約されている。韓国からは200ブース、ロシアからの出展企業も多くなっている。日本からは新潟県、山形県、北海道の企業が出展予定である。  
 「松花江湿地文化観光祭」は自然湿地の鑑賞、松花江の避暑をテーマにして、15日間の期間を真夏一色に変える行事となる。太陽島、金河湾、浜江湿地などの景色地を主とした10の観光コースを提供し、遊覧船で湿地帯を楽しむことができる。  
 「2013 中国・ハルビン国際ビール祭」は6月28日から7月14日まで17日間続き、国内外30以上のビールメーカーから約200種類のビールが登場する予定である。開催地はハルビン氷雪大世界園地内で、60万平方メートルのスペースを利用する。去年は延べ66万人の来場者で、1016トンのビールが消費された。今年は国内ビールの他、アメリカ、ドイツ、デンマークなどの国々からのビールが提供される予定である。

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2013.5.8〈№56〉

○東北最大の文化観光城が着工
 4月28日、万達投資グループの200億人民元相当の投資により、中国東北地区最大の規模となる文化観光城の着工式典が、ハルビン万達文化観光城で開催された。ハルビン市委書記 林?、黒龍江省副省長 張建星、万達グループ代表取締役 王建林が式典に出席した。
 ハルビン万達文化観光城は、万達グループが新らたに投資した文化、観光、商業施設などを含む大型プロジェクトである。万達文化観光城はハルビン松北新区に位置し、敷地面積は80ヘクタール、総建築面積は90万平方メートル、総投資金額は200億元にのぼる。一度に5万人を収容することができ、1日あたりの最大受入人数は延べ10万人、年間延べ2,000万人の受け入れが可能。年間収入額は60億元、年間納税金額は5億元を超えると見込まれている。
 ハルビン万達文化観光城は文化、観光、商業、ホテルの4大プロジェクトで構成される。文化プロジェクトとして、大型劇場、映画科学パークなど東北最大の映画城を建設予定。観光プロジェクトは、室内と室外にテーマパークを備える。室内にあるスキー場は、レベル別に高中低で6コースあり、落差は100メートルに達し、同時に1,500人が楽しめる世界最大規模のスキー場で、世界競技レベルの基準による建設を予定しているため、国際競技を行う施設としても利用可能となる。室外大型テーマパークは敷地面積40ヘクタールの世界レベルのテーマパークを建設する予定である。商業施設の建築面積は9万平方メートル、ホテル敷地面積は14ヘクタール、9か所でリゾートホテルを建設する予定であり、その中に5星クラスのホテル2つ、4星クラスのホテル2つ、3星クラスのホテル5つ、合計4,500客室の収容能力が見込まれる。また、大型車庫面積12万平方メートルに、4,000台の駐車が可能となる。この大型施設は2013年に着工し、2017年にオープンする予定である。
(ハルビン万達城着工式典)
(室内スキー場のイメージ図)

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2013.3.12〈№55〉

○春節花火・爆竹売り上げダウン
 ハルビン市内の四つの爆竹専門販売店の販売実績によると、今年の春節を前に四店舗合わせて約2500万元の花火爆竹商品を入荷したが、現在倉庫には約1400万元の売れ残り商品が返送された。これまで最大の爆竹売り上げダウンとなった。今年倉庫に返送された爆竹段ボール数は5000個で、去年同期に比べて3倍となった。
 記者はハルビン香坊区にある爆竹倉庫で販売店のスタッフに話を聞いたところ、劉さんは昨年200万元の爆竹を入荷したが全て完売し、収入は良かったそうだ。今年も200万元の商品を入荷したが、約80万元の商品が売れ残り、大赤字を出してしまったという。劉さんのような小売商人にとって今年の売上の損失は大きい。他にも12万元の爆竹商品を入荷し、7万元分売れ残った者や、30万元の爆竹のうち、約27万元の商品が在庫している小売業者もいる。大手の爆竹卸売会社の孫社長は300万元の商品を入荷し、全部小売店に出荷したが、現在は50%の商品しか売れていないという。 「今年政府は市民の生活環境を保護するため、花火爆竹を少な目に鳴らすよう宣伝する一方で、市民も空気の悪化などを認識し始めたのか、全国で花火爆竹売り上げが大幅にダウンした」とハルビン市爆竹専門販売会社の高社長は話した。北京、天津、瀋陽などの都市でも爆竹の販売が大幅に減り、また黒龍江省や遼寧省地域などの爆竹違法生産工場の取り締まりも強化された。今回のことを受けて、来年は政府や同協会による花火・爆竹の生産と販売に関する政策変化が予想される。

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2013.2.17〈№54〉

○黒龍江省の冬季観光イベント
 今年大雪に恵まれた黒龍江省では2012年12月から観光シーズンに入り、魅力ある氷雪観光イベント等によって、多くの観光客で賑わっている。
 黒龍江省観光局によると、今年の省内観光商品は多様化し、又より多くのイベントが開催されたという。「黒龍江スキー祭」、「ハルビン氷雪祭」、「大慶氷雪温泉祭」、「伊春森林氷雪歓楽祭」、「佳木斯三江雪祭」、「チチハル関東文化祭」、「牡丹江鏡泊湖冬季捕魚祭」、「漠河北極冬季祭」等、一連の地方イベントによって、冬季観光の人気は一層高くなり、各地では観光ブームとなっている。
 ハルビン氷雪大世界は2012年12月23日にオープンして以来、観光客数は前年に比べ15%増加し、中でも1月7日のオープン当日には7万人の観光客が訪れ、開園以来最高の一日の入園人数を記録した。亜布力スキー場は今年オープンして以来、12万人のスキー観光客を迎え入れ、前年に比べ10.5%増となった。2013年元旦の日は5000人が来場し、同期に比べ12.2%増となった。伊春市では多くの観光イベントが催され、「原始林祭」、「氷上竜船祭」、「山荘クリスマス」、「スキー狩猟」、「赤松森林祭」、「高山スキー」等に人気が集まり、これまで国内の南からの観光ツアーが大幅に増加している。大型観光団44個、合わせて36万人を受け入れた、伊春市内の三つのスキー場は2012年12月1日オープンして以来、2.3万人を受け入れ、前年に比べ59%増となった。今年大慶市の北国温泉旅行は人気があり、2012年12月大慶にある主な温泉には25万人の観光客が訪れ、去年より18%増えた。ハルビン、チチハルからの観光客の他に、江蘇省、広東省、北京、上海からの客も増加している。漠河市の「北極村観光」は冬季観光スポットとして、2012年12月から今までは4.5万人受け入れ、去年より30%増えた。ハルビン―漠河の航空便は週1便から週3便に増便した。牡丹江市では今年「スキー観光」、「スケート観光」、「魚捕観光」、「氷滝観光」、「雪村観光」の五項目の大型観光イベントを企画し、鏡泊湖では、「氷上楽園」、「川上魚捕」、「温泉観光」、「スキー観光」などの氷雪観光商品の人気も高くなっている。観光季節に入ってから、観光客が急増し、昨年より3倍増加し、1月8日の「川上魚捕祭」には20.5万人が鏡泊湖に集まり多いに賑わった。

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2013.1.8〈№53〉

○第29回ハルビン氷雪祭開催
 2013年1月5日に第29回ハルビン氷雪祭が開催された。今回のハルビン氷雪祭は「満城氷雪、歓楽天地」をテーマに、氷雪文化、氷雪芸術、氷雪観光、氷雪スポーツ、氷雪貿易の五大ブロックを実施し、100項目の活動を行う予定である。「氷雪大世界」、「太陽島雪祭」などの伝統的な行事のほかに、今回はハルビン市内にも58か所の氷雪景観を作成し、26通りの街路を装飾することで、従来の鑑賞に加え、さらに多くの氷雪芸術を鑑賞できるスポットを設けた。>
 ハルビン氷雪祭は1985年に創立して以来、国際的な冬季の盛会となり、日本の札幌、ノルウエーのオスロ、カナダのクベコと、世界の四大氷雪祭となっている。  
 第十四回「氷雪大世界」は1月5日に正式に開園し、九大景観ブロック、三大演出、40項目の氷雪娯楽活動によって、ハルビンを「氷雪不夜城」に変えました。 今回の園内敷地面積は75万㎡、氷雪の使用量は33万?に達し、7,000人の作業員が半月をかけて作り上げた。
 氷雪祭の開催日は「町の祭、市民の祭」というスローガンと共に多くの市民で賑わっていた。最も人気を集めたのは、松花江川上の氷雪遊園地にある滑り台、犬そり、氷上チュウブ船、また、寒中水泳鑑賞、太陽島の雪彫刻の鑑賞、スキー体験などである。夜になると、ライトアップされ、市内公園の氷祭遊園地や太陽島の「氷雪大世界」は童話のような幻の世界となった。
*「氷雪大世界」入場料:
 昼間(09:00-12:00)成人150元、学生120元
 夜間(12:00-21:00)成人300元 学生160元                 
 (ハルビン市民は身分証明証で毎週の月曜日に160元に優待する)  

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2012.12.3〈№52〉

○ハルビン-大連高速列車正式開通
 12月1日に世界初の高地寒冷地域の高速列車-ハルビン大連間高速列車が正式に開通した。921キロの鉄道は東北三省の主な都市を繋ぎ、ハルビンから大連までの走行時間は約5時間に短縮された。現在は冬季期間の200キロ時速で高地寒冷地域を走行している。
 ハルビン大連高速鉄道は中国の“四縦四横”快速鉄道ネットワールの中の、北京―ハルビン高速鉄道の重要な部分である。高速列車の設定最高時速は350キロである。鉄道部科学技術司の司長の周黎によると、中国鉄道において、高地寒冷地域での高速鉄道の建設技術の開発に成功し、路線基礎の“結張”をコントロールする難問を解決した。運営実験を通し、ハルビン大連高速鉄道技術は安全かつ安定した鉄道技術の結果であると言える。
 鉄道部の発表によると、ハルビン大連高速鉄道は遼寧、吉林、黒龍江三省を繋ぎ、全線に合わせて23駅を設け、初期は冬季の時速200キロと夏季の時速300キロによる運行を実施し、それぞれの時速に合わせた料金を設定する。
 冬季運行は12月1日~翌年3月31日(4か月)、夏期運行は4月1日~11月30日(8か月)、現在67組の列車を運行する予定である。
 ハルビン西駅―大連北駅までの料金は二等席285元、一等席456元、特等席513元、ハルビン西駅―瀋陽駅は二等席168元、一等席269元、特等席302元、ハルビン西駅―長春西駅は二等席74元、一等席119元、特等席134元に設定している。ハルビン大連高速鉄道は毎日15便あり、時間は朝6:46から17:42まで、一時間おきに発車する事になっている。
 鉄道部門によると、ハルビン大連高速鉄道は冬季になると約-40度の低温条件の元で運行をするため、雪、雨、霧、低温などの極端な天気の中で運行に対応する66項目の安全措置を実施した。
 ハルビン大連高速鉄道の開通の影響を受け、航空会社やバス会社では南航や深航などの航空会社は大連から瀋陽と長春への航空便を運休し、ハルビンへの航空便も減便した。長春バス会社の責任者によると、ハルビン大連高速鉄道開通後、長春から瀋陽やハルビンまでのバスを減らし、バス運賃も安く調整するという。
  旅行会社は高速鉄道開通により、多くの国内外の観光客が中国東北を訪れることを期待している。「高鉄観光ツアー」や「一日氷雪観光」など週末を利用したハルビン氷雪めぐりが実現可能なものにした。
  (中国ニュースネットより)

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2012.11.9〈№51〉

○ハルビン人海南島三亜住宅購入全国トップ
 黒龍江ネットテレビ放送10月27日ニュース。26日、海南島三亜市の住宅販売展示会が提供した情報によると、国家住宅購入政策の影響で、全国の不動産販売市場が低迷情勢になっている中で、ハルビン人を主とした黒龍江省人は寒さを避け、日差しがよく、ビーチがあり、気候の暖かい都市を好む傾向があるため、今年の1月~7月にかけて三亜市の販売住宅の三割を黒龍江省人に購入していた。その中でもリゾート地住宅の購入において、ハルビン人は全国トップとなった。
 三亜市不動産協会秘書長の劉樹国の紹介によると、現在ハルビン市は三亜住宅販売の主要市場になっている。今年の1月~7月の販売状況からみると、三亜住宅販売面積は67.54万平方メートル、販売金額は69.4億元に達した。この中で、ハルビン人を主とした黒龍江省人の購入面積は19.2万平方メートル、消費総額は16億元であり、双方共に三亜市における他地域住宅購入ランキングのトップに立った。
 劉秘書長によると、黒龍江省人の三亜市でのリゾート住宅購入が20%を占め、ハルビン人の三亜での購入物件数は全体の15%~16%を占め、又80%の住宅購入者は一括払いで購入し、全国的でもトップとなった。
 ハルビンは東北北方に位置し、冬季が長く、夏が短い。これに比べ、三亜は四季共に過ごしやすく、気候も暖かいため、ハルビン人にとって海に近い三亜市は非常に魅力的である。ハルビン人は療養を兼ねて三亜市のリゾート住宅を好み、平均購入価格は1平方メートル1万元で、80~100平方メートル以下の住宅を多く購入しているという。また1平方メートルで10万元以上の高級住宅でも買う人がいると劉さんは話している。
 ハルビン人の住宅購入層から見て分かるように、若者は投資を目的として、お年寄は療養と旅行を目的として住宅やリゾートを購入する人が多い。ハルビン人を除く他の三亜市での住宅購入者は殆ど島外の富裕層である。   記者によると、26日の展示会会場で、三亜の29店舗の不動産開発企業が出展した商品の中に、販売価格が1平方メートルあたり1万4千元の海景向きの住宅や1平方メートルあたり4万元以上する別荘住宅にも多くの市民が関心を寄せていることが分かった。  

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2012.10.11〈№50〉

○第二回中国新材料産業博覧会開催
 2012年中国新材料産業博覧会は9月6日~8日までハルビン市で開催された。
 報道によると、今回の博覧会は出展社数、成約額、専門活動などにおいて共に前回を大幅に上回り、来場者数は約5万人、交易額は200億元に達した。
 今回の新材料産業博覧会では中国と外国企業、科学研究院、大学など合わせて1003社が参加し、1441ブースを設けた。このうち、世界500強企業から16社、中国大手企業から32社が出展した。
 ブースコーナーの設置において、レアレース金属材料、合金材料、高軽複合材料の三つのテーマを設け、2100種類の出展品が展示され、新材料分野の特性を表現した。また、大学、科学研究院、新材料業界からも600項目の研究成果が出展された。
 新潟県も今回の博覧会に参加し、6ブースを設け、金属加工企業10社が出展した。新潟県企業の精密部品加工技術が好評を得た。 

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2012.9.14〈№49〉

○初の寒地地下鉄9月ハルビン試運転、最高時速80キロ
 中国北車長春鉄道客車株式有限会社はハルビン市の為に中国初の寒地地下鉄を開発し、9月中旬からハルビンで試運転が行われる予定である。
 今回の寒地地下鉄は、新型の標準B2型アルミニューム合金を使用した6両編成になっており、最高時速は80キロである。ハルビン地域の低温環境に合わせ、長客株式会社は車両全体のシステム性能を向上させ、マイナス38度の低温環境での車両の持続的運転を可能にした。
 新型寒地地下鉄はネットコントロースシステム、列車監視など世界最先端の技術と設計理念を導入し、安全性の向上や日常のメンテナンスなどをより便利にした。
 また、中国寒地地域最大の客運総合交通拠点となるハルビン西駅は8月29日に完成した。黒龍江省ハルビン市のハルビン西駅は、ハルビンから大連までの鉄道客運の起点である。 (東北ネットより) 





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2012.8.3〈№48〉

○第2回中国国際新材料産業博覧会
 第二回中国国際新材料産業博覧会は、2012年9月6日から8日までハルビン国際会展体育センターで開催する予定です。中国国際新材料産業博覧会は、中華人民共和国工業・情報化部と黒竜江省人民政府が共同で主催する国際的な新材料専業展示会である。博覧会開催期間中は、新製品の展示、業務提携コミュニケーション、プロジェクトの紹介、調達取引等一連の活動を通じて、中国国内外における新材料産業発展のレベルを展示、国際新材料産業の発展の動向、産業技術の交流とビジネス商談の重要なプラットホームとなる。
 展示会場はテーマ材料展示エリア、国際展示エリア、中国省市展示エリア、大手企業展示エリア、高等学校及び研究所エリアと総合エリア等六つのエリアを設置している。また、展示期間中に中国国内外の専門家による特別報告会、新材料産業推薦紹介活動や新材料産業ビジネス商談交流等の活動が行われる予定である。
 新潟県は6ブースを設ける予定であり、参加企業を募集している。 (博覧会事務局より提供)

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2012.7.4〈№47〉

○第23回ハルビン国際経済貿易商談会閉幕
 ハルビンニュースによると、第23回ハルビン商談会は5日間の商談を経て、6月19日に円満に閉幕した。今回のハルビン商談会ではハルビン交易団の対外成約額は19.17億ドルであり、そのうち、輸出入貿易成約額は17.43億ドルである。主な成約商品は食糧、食糧油、食品、紡績製品などである。
 統計によると、今回のハルビン交易団の対外成約総額の中で、ロシアに対する成約額は3.74億ドルであり、ハルビン市交易団の対外貿易成約額の21.5%を占めている。貿易成約対象としてアメリカ、ロシア、ドイツ、日本、インド、イタリア、韓国など27の国と地域が含まれている。
 ハルビン商談会では、ハルビン市は国内外の56の企業と協力項目協議を結んだ。そのうち、外資項目は6項目、32.37億ドルの投資協議を結び、国内経済協力項目は50項目、572.84億人民元の投資協議を結んだ。 今回のハルビン商談会には76の国及び地域の1.3万の外国商人が参加し、全国31の省、市、自治区から約10万人が参加した。国内外の企業から2400社が参加し、合わせて約30万人が来場した。
 今回のハルビン商談会では新潟県から10ブースが設けられ、12社が参加した。主な商品は農機具、食器、化粧品、園林工具、刃物などである。(ハルビンニュースが伝えた)  

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2012.6.4〈№46〉

○建設中のハルビン西駅
 ハルビン西駅は重要な近代的鉄道交通拠点として、2009年より着工し、今後ハルビン市の南の交通ゲートとなる。西駅は18ホームと22線路あり、駅の総合ビル建築面積は7万平方メートルである。西駅の両側に東広場と西広場が設けられ、バスやタクシーの停留場と長距離バスセンターなどを設置する予定である。西駅は今のハルビン駅から8キロ、ハルビン空港より25キロの所にある。
 ハルビン西駅は鉄道、地下鉄、長距離バスなど複合的な交通拠点として建設され、2020年には旅客の取扱量は2000万人次以上になると期待されている。今後はハルビン鉄道による旅客取扱量の50%を負担し、黒龍江省の重要な鉄道交通拠点になる。  
 ハルビン西駅では今年7月1日にハルビンー大連間の高速列車(時速350キロ)を開通し、10月1日に高速列車、快速列車を全面開通し、正式に運営を始める予定である。今後はハルビンから大連までの時間は高速列車で約4時間に、ハルビンから北京までは約5時間に短縮され、便利さの向上と共に、大幅な時間短縮が実現する。(黒龍江省ニュースネットが伝えた。)

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2012.5.3〈№45〉

○ハルビン太平国際空港拡大工事開始
 近年来ハルビン国際空港の利用率は急速に増加し、2011年の空港利用率は史上最高記録の784万人に達した。しかし、1974年に着工し、1979年に運行を開始したハルビン空港の取扱い能力は年間666万人であり、空港ターミナル拡大工事は1985年に一回行ったが、依然として超負荷の運行を続けている。
 新しいターミナルは今の14搭乗口より30搭乗口に増加し、滑走路は3200メートルから3600メートルに延長する予定である。現在、空港ターミナルの右側に既に面積4万平方メートルの新しい駐車場が完成し、1500台の車の駐車が可能となる。
 現在のハルビン国際空港ターミナルの敷地面積は6.7万平方メートルであるが、拡大工事により新しい空港ターミナルは16万平方メートルと現在の2.5倍になる予定である。
 ハルビン国際空港ターミナルの建設は既に始まり、2016年に完成する予定である。完成後、ハルビン太平国際空港は年間14万機離着陸が可能になり、年間1800万人次の旅客と17.5万トンの貨物を取り扱うことが可能になる。 

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2012.4.6〈№44〉

○中国ハルビン新潟物産展開催
 今年は日中国交正常化40周年という記念すべき年です。これを機に、姉妹都市である新潟県と中国ハルビン市の関係を一層深めるために、ハルビン市で新潟県主催の新潟物産展が開催されました。物産展は3月23日から29日までの一週間、ハルビンメインストリートである中央大街の「金安国際購物広場」(金安ショッピングモール)で行われました。新潟から12社が参加し、新潟の代表的な金属商品などが展示販売されました。新潟県燕三条の企業が扱う金属商品はとても人気があり、スプーン、庖丁、急須、茶つぼなどの品質がとても良いと好評を得ました。毎日約5千人ものお客さんが来場し、新潟商品をアピールする絶好のチャンスとなりました。

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2012.3.21〈№43〉

○ハルビン地下鉄1号線 年末車両試運転予定
 ハルビン地下鉄1号線は8.4キロのレールを敷き終え、年末には試運転を行い、2013年下旬に全線開通する予定である。
 地下鉄1号線の一期工事と二期工事はハルビン東駅からハルビン南駅まで、全長17.48キロあり、地下鉄の主要施設として18駅を設け、また車両基地、コントロールセンター、停車場、変電所及び電気設備システムなどが設置される。一期工事は2008年9月29日に着工し、二期工事は2009年9月18日に着工した。これまでの3年間、一期工事への建設投資は累計75億元に達し、85%の土木工事が完了した。全線18カ所の駅の建設も開始され、うち16駅目までの主体建設はすでに完了し、全線に設置された119か所の出入口と換気施設の中、89か所が完成した。16.4キロあるトンネル工事は13.5キロまで達し、全長の82%が完了した。コントロールセンターもほぼ完成し、今年5月には運行が可能となる。車両基地は工事の30%が完成し、停留場は一部の土木建設が完了した。レールが敷かれたのは「清賓公園」から「医大二院」区間、「ハルビン東駅」から「南直路」区間の8.4キロである。駅構内の内装や出入口、換気施設などの設計もほぼ完成した。
 現在は地下鉄の運営準備が全面的に展開され、社会募集や学校育成を通し、運営管理者と技術者等1100名を採用し、うち170名は既に着任し、その他の採用者も北京、広州、南京などの地下鉄会社での研修とハルビン地下鉄の建設段階に合わせて着任する予定である。(黒龍江日報が伝えた) 

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2012.2.6〈№41〉

○2011年黒龍江省GDP2ケタ成長
 2011年の黒龍江省主要経済は高い成長率を維持した。2011年の黒龍江省GDPは前年比12.2%伸び、12503.8億元となった。十年連続の2ケタ成長を遂げた。
 2011年の黒龍江省食糧生産量は最も著しい成長を見せ、十年連続全国一位の河南省を追い越し、食糧生産の第一大省となった。黒龍江省食糧生産量は前年より111.5億斤(1キロ=2斤)増え、11.1%伸び、合わせて1114.1億斤に達した。
 その他、2011年黒龍江省の畜禽生産量は前年比13.5%伸び、4808.6億斤となり、不動産開発投資は前年比44.6%伸び、1219.4億元となった。全省消費品市場小売総額も前年比17.6%伸び、4705.1億元となり、全省輸出入総額は前年比50.9%伸び、385.1億ドルとなった。全省の外資利用額は25.3%上がって、34.6億ドルとなった。ロシアとアメリカは依然として黒龍江省の主要貿易パートナである。
 全省の地方財政収入額は1620.3億元、支出額は3398.0億元となった。全省金融機関預金額は引き続き増加し、人民幣預金額は14328.4億元となった。全省住民消費価格指数(CPI)は前年比5.8%伸び、上昇の原因に食と住の物価上昇の影響が大きいと見られる。
 今後の黒龍江省十大発展産業として、新材料産業、生物産業、新エネルギ設備製造産業、交通運送設備製造産業、新型農機具設備製造産業、グリーン食品産業、砿業経済産業、石炭化学と鉱物化学産業、林産品加工工業、現代サービス業がある。(東北サイトが伝えた)

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2012.1.5〈№40〉

○中日韓ロ北東アジア陸海運輸合作会議が開催
 2011年12月20日に中国交通部と黒龍江省人民政府が主催する中日韓ロ北東アジア陸海運輸合作国際会議がハルビンで開催された。中日韓ロ四国の政府、研究機関、企業、マスコミなど200人が会議に出席した。中国交通部副部長、日本国土交通省大臣官房審議官が挨拶し、新潟県交通政策局副局長と環日本海経済研究所研究員等より講演を行った。
 北東アジアは世界で経済総量が大きく、経済協力の潜在力が最も大きい地域の一つである。近年来、経済のグロバール化が深化すると共に、東北アジア経済一体化が発展してきた。地域繁栄と安定は北東アジア諸国の共同認識になっている。今回の会議はこの背景の元で、四国の地域優勢を利用し、国家間の交通運輸、物流合作、出入国の問題点などを分析し、地域運営に適さない規制を改善し、四国の貨物の輸出入の一貫輸送を順調に進めることを主とした。
 12月22日に中日韓ロ国は「中日韓ロ北東アジア陸海輸送合作協議の覚書」に調印した。四国は中日韓ロの政府関係部門による政府間の協力窓口を設置し、中日韓ロの陸海運輸協定を作成するために、お互いに協力し、毎年1回~2回の商談会議を行い、2012年に中国で第一回目の会議を開く予定である。会議は四国の政府交通運輸部門が主催し、研究機関、企業などの専門家が参加することになっている。また、企業による一貫輸送を先に運営させ、経験を積み、運営の問題点を見つけ、政府関係部門に提出することで一致した。

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2011.12.9〈№39〉

○黒竜江省が「陶磁器産業の発展実施計画」を策定
 黒竜江省は「黒竜江省陶磁器産業の発展実施計画」をとりまとめている。東西部に2つの陶磁器産業エリアを設置し、黒龍江を北方の陶磁器生産、輸出基地に築き上げる計画である。
 黒竜江省には陶磁器の鉱物資源が豊富にあり、主にチチハル地区、牡丹江東寧県、鶏西などに分布している。豊富な資源条件と地理的優位性をもとに、東部と西部に2大陶磁器産業エリアを建設する予定だ。
 西部は依安県を中心に、周辺地区にも建物装飾用陶磁器の産業基地を、東部は鶏西市、七台河市、牡丹江市を中心に特殊陶磁器、牡丹江市東寧県と林口県に建物装飾用陶磁器の産業基地をそれぞれ建設する。建築装飾用陶磁器、工業用陶磁器、衛生陶磁器、特殊陶磁器、芸術的陶磁器、瑠璃製品と日用の両方に配慮を加えた陶磁器、ハイ・テクノロジーの陶磁器などの分野でサプライチェーンを構築し、東北とロシアの市場獲得を目標に、北方陶磁器の生産・輸出基地を建設する。(11月10日東北サイトが伝えた。)

○ハルビン第28回氷商談会を開催
 “協力強化、交流促進、相互利益”をテーマにした第28回中国ハルビン国際氷雪祭経済貿易商談会が、2012年1月5日~8日の期間で、ハルビン国際コンベンションスポーツセンターで開催される。
 この商談会はハルビンの氷雪祭期間に行われる重要な経済貿易集会で、これまで27回も開催されている。今回の商談会は総合展示と専門展示を組み合わせた方式で、装備製造、一流のグリーン食品、バイオロジカルエンジニアリングと医薬、新材料、電子情報、冬季の旅行製品などの8大コーナー1500ブースを設置する。また、同時に経済技術の協力、プロジェクト契約、上層部のフォーラムなどのイベントも行う予定である。(11月12日東北サイトが伝えた。)

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2011.10.28〈№38〉

○第1回中国国際新材料産業博覧会がハルビンで開催
 9月6日から8日までの3日間の日程で、第1回中国国際新材料産業博覧会がハルビンで開催された。今回の博覧会は“新材料、新たなチャンス、新しい発展”をテーマに、特殊金属機能材料、ハイエンド金属構造材料、先進的な高分子材料、新型無機非金属材料、高性能複合材料及び最先端新材料などが展示された。また、技術交流、科学研究成果の発表、商談会などのイベントが開催された。
 会場には915のブースが設置され、内訳は832企業(うち、53社が外国企業)、30の高等教育機関、25の科学研究機構、工業地区、基地、産業協会と企業誘致局などの28団体である。海外からはドイツ・バスフ社、米国・デュボン社、米国・アルコア社など世界500強企業の8社が参加した。(9月10日の東北サイトが伝えた)

○中ロ綏芬河通商貿易区が運営開始

 黒竜江省東南部に位置し、ロシア国境に接する綏芬河市にある中ロ綏芬河通商貿易区がこのほど、運営を開始した。通商貿易区内では辺境の人々が輸入した商品の価格が8000元を超えない場合、輸入関税と輸入環境税の徴収が免除されるという。
 中ロ綏芬河通商貿易区は面積4.53平方キロメートルで、総額100億元を投資する計画である。中国側は国際商業展示センター、ビジネス会議ホテル、東方風情街、物流加工産業区などを、ロシア側は、ビジネスオフィス、金融センターと倉庫加工区などを建設する予定である。これまで、双方の投資総額は累計で14億元に達している。(9月28日の黒龍江省日報が伝えた。)

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2011.8.2〈№37〉

○ハルビンでクラウドコンピューティングの産業基地を建設
 4日、ハルビン科学技術創新城曇経済産業発展計画―“曇飛揚”計画が、専門家の論証を通し、正式に全面的な実施をスタートさせた。
 今年5月から、カナダの諾馬利会社、万国数据会社など国内外の著名な三大クラウドコンピューティング企業が科学技術新城(パーク)に参入し、科学技術創新城クラウドコンピューティングの産業基地の発展の骨格を支え、集中態勢を形成している。
 ハルビン高新区は新エネルギー、新材料、最新の情報技術、生物医薬の四大主導産業を製造しており、且つ、ハルビン科学技術新都市の20万平方キロメートルのエリア内で、2.85平方キロメートルのクラウドコンピューティングの産業基地の建設計画を立てている。国内外で一流のクラウドコンピューティングの基地を建設するために、ハルビン高新区は“曇飛揚”計画を制定し、何度も専門家を呼んで専門の会社が分析を行った。この計画により、科学技術創新曇経済産業基地は中心エリア、知恵エリア、応用創新エリア、綜合開拓エリアの四大区域を構築する。“第12次5ヵ年計画”(2011年ー2015年)の期間末までに、科学技術新城はクラウドコンピューティング企業100社以上を集め、産業生産額300億元以上を達成する予定だ。クラウドコンピューティングの産業基地は東北地域で最も完成された産業チェーンとなり、東北で二番目のグリーン産業基地となるはずである。(7月6日東北サイトが伝えた。)

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2011.7.1〈№36〉

○黒龍江省社会科学院と環日本海経済研究所が学術契約を締結
 6月14日、環日本海経済研究所と黒龍江省社会科学院(中国社会科学院の黒龍江省研究所であり、黒龍江省のシンクタンクとして、哲学及び社会科学研究の最高学術機構であり、総合的な研究センター。国務院に直属事業単位である。)による契約式がハルビンのシャングリラ会議庁で開催された。
 今回の学術契約内容は、科学研究資料上の相互交流と共有、学者間の双方訪問、学術交流などの強化である。環日本海経済研究所と黒龍江省社会科学院とは、2002年から交流協力の協議に契約して以来、双方の人員往来や、学術交流、共同研究などの方面で素晴らしい成果を上げている。
 環日本海経済研究所調査研究部の三村光弘部長は「黒龍江省と新潟県は友好都市で、これまでの交流連携を通じ、協力発展をしてきました。今回、黒龍江省社会科学院との長年にわたる協力を基礎として、引き続き調印をしたことで、必ずや北東アジアの協力と発展に良い影響を与え、双方の更なる発展に寄与するだろうと思います。」と述べた。
 これに対し、黒龍江省社会科学院長である曲偉氏は、「中国の東北地区の対外開放を更に促進し、国家間及び地域間の交流と協力を強化したい。また、中日両国が東北アジア区域で共同に協力して、多方面にわたり、発展が拡大することを望んでいます。」と述べた。(6月14日東北サイトが伝えた。)

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2011.12.3〈№35〉

○ハルビン利民開発区が国家レベル経済開発区に昇格
 先日、中国国務院はハルビン利民開発区が国家レベル経済技術開発区に昇格することに同意した。これで、ハルビン、海林、賓西国家レベル経済技術開発区に継ぎ、黒龍江省で四番目の国家レベル経済開発区となり、同省内の各種国家レベル開発区としては、合計10に達することとなった。
 利名開発区は、東部は松花江に隣接し、北方は呼蘭河と、西南部は松北区と接する開発区で、1991年6月に黒龍江省政府により省レベルの開発区として設立され、2008年に哈大斉工業地帯核心モデル区として認定され、このたび、2011年4月10日に国家レベル経済技術開発区に昇格した。計画面積は70平方kmで、開発区内に、食品産業園、現代医薬産業園、文化教育産業園及び不動産業園がある(ハルビン利民開発区公式サイトhttp://www.hrblimin.com/  )。 
 現時点で、土地開発に係る建設面積は32平方kmで、入区許可された企業は335社、資本総額563億元に達し、固定資産323億元を形成、累計税収29億元を実現している。有機食品、先端医薬、機械製造、木材加工、文化教育、情報ソフト及びバックアップサービス、商業貿易など七大主要産業を形成し、交通、資源、産業、環境等の分野で優位性を持っている。(5月23日の東北サイトが伝えた。)

○有機米の需要増で有機米生産が急増
 黒龍江省のお米の産地である五常市は、新しい田植え方式を研究している。 マルチング定植田植え(田の表面をポリフィルムやわらなどで覆うこと)など、最新の有機水稲生産方式により、化学農薬を使用しない有機水田耕作を実践している。
 黒龍江省農業技術普及局によると、マルチング植穴田植えと従来の合鴨農法、合蟹農法と合わせ、有機米生産技術の改善が大幅に進み、これに伴い、水稲生産面積の拡大が実現された。合鴨農法及び合蟹農法は水田内を水禽類の飼育の場として、これまで農薬によって駆除してきた草や虫を雑食性である鴨の補助飼料とし,排せつされる糞尿を化学肥料の代わりに活用しながら,米と鴨肉・蟹を同時に生産する総合技術である。
 現在、黒龍江省では、五常市だけでなく、省内の他の米生産地域でも有機米の生産に大変熱心であり、有機水稲生産面積も毎年急速に拡大している。2007年の3.27万畝(1畝=6.67アール)から2010年には11.4万畝に拡大し、今年は15万畝を突破する見通しである。そして、黒龍江省で有機認定されている米の生産業者は70社を超えている。(5月26日の黒竜江省日報が伝えた。)

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2011.4.28〈№34〉

○2010年黒龍江省の輸出入総額が過去最高を記録
 黒龍江省統計局によると、2010年黒龍江省の輸出入総額は255億ドルに達し、これまでの最高額だった2008年よりも23.7億ドル多く、昨年よりも57.1%増加した。また、2010年の同省の輸出額は162.8億ドルに達し、昨年比61.5%の増加となった。その増加率は全国平均レベルに比べても、非常に高い水準にあり、特に、電気製品、ハイテク製品、鋼材の輸出伸び率は群を抜いて高かった。
 また、ロシアは依然として黒龍江省の最も重要な貿易相手国であり、全省の輸出入総額の約3割を占めている。全省のロシアに対する輸出入総額は74.7億ドルで、昨年よりも34.0%増加したが、全国の対露輸出入伸び率は9.1%下回る結果となった。なお、黒龍江省の対露輸出入総額は、全体の13.5%を占め、北京市に次ぎ、第2位となっている。4月1日の東北サイトが伝えた。

○黒龍江省出身の地震専門家が日本への救援活動に参加
 
3月13日に、東北地方太平洋沖地震発生後で初の外国救援隊として中国の国際緊急救援隊が編成され、レスキュー隊員7人、医師1人を含む15人が日本に入国した。主要な作業は、被災地で救助活動に当たるほか、電気・通信の供給支援活動にも従事した。その緊急救援隊メンバーの一員として、黒龍江省ハルビン市の地震応急救援専門家であり、中国国家地震応急工作隊のメンバーでもある劉如山副研究員が選ばれ、被災地に派遣された。
 劉如山氏は1982年北京大学地球物理学部を卒業、1992年から株式会社太平洋コンサルタントに入社して以来、地震防災関連業務に従事し、新潟の中越地震とその余震の概況、さらに震源解析及び地震発生の特徴などについて研究してきた実績があった。2004年に帰国してからは、ハルビン市の中国地震局工程力学研究所に勤めていて、地下鉄、トンネル、地下商店街、橋梁、港、ダムなどの社会インフラ施設に関する耐震研究及び地震災害経済損失評価に関する研究にも携わってきた。2008年にマグニチュード8.0を記録した四川省?川大地震の現場救援にも参加した経験がある。(3月14日の黒龍江省日報が伝えた。)

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2011.3.25〈№33〉

○中ロ木材取引センターがハルビン市で正式運営開始
 3月3日、中国東北地区、ロシア極東、東シベリア地域の協力プロジェクトで、かつ、開発改革委員会の重点建設プロジェクトである「中ロ木材取引センター」がハルビン市の賓西経済技術開発区で正式運営を開始した。
 中ロ木材取引センターは現在、中国国内最大の対ロシア木材取引のための製品生産基地で、かつ、販売基地でもある。また、同センターは、森林に関する権利や木材取引をはじめ、大口商品への対応、電子商品取引に係るプラットフォーム機能も兼ね備え、木材の現物取引以外にも、木製品や家具の取引、林業用の木工機械や部品開発も一体となった取引機能を備えている。センター内は、生産区、加工区、展示取引区、保管区、総合サービスエリアに分けられ、標準工場30万㎡と商業建物10万㎡が用意されている。インテリア及び周辺付属品生産企業200社、販売業者2000社の入居が可能となっている。すでに同センターには、100社余りの木材加工企業が入居を始めている。
 また、別の情報によれば、同センターはハルビン国際経済貿易商談会組織委員会から「第22回ハルビン国際経済貿易商談会賓西木材分会場」と認定されており、ハルビン国際経済貿易商談会開催に合わせて、「中ロ木材購買商談会」を開催することになっている。(3月3日、東北サイトが伝えた。)

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2011.2.28〈№32〉

○ハルビンで「新潟県・黒龍江省友好交流芸術作品展」開催
 「新潟県・黒龍江省友好交流芸術作品展」開催のため、2月14日~18日の日程で新潟県芸術家訪省団メンバー11名(団長:新潟県県民生活・環境部副部長 鈴木文夫氏)がハルビンを訪問した。
 今回の芸術家交流は、2009年5月に杜家毫常務副省長が新潟県訪問した際に提案した芸術家交流を実現させたもの。2010年12月に黒龍江省の芸術家訪問団が新潟県を訪れ、友好交流芸術展を開催したことを受け、このたび、新潟県側の訪問団が黒龍江省を訪れ、今回の芸術展を開催した。新潟県と黒龍江省は、1983年に友好提携締結以来、経済、農業、スポーツなど広範な分野における交流を積み重ねてきたが、今度は、芸術分野での交流を通じて相互理解・友好親善を一層深めることとなった。
 黒龍江省政府参事室文史研究館を会場とし、開場式には黒龍江省の孔令学省長助理、省政府参事室文史研究館王潜主任及び省外事弁公室王英春副主任の参加の下、盛大に行われた。2月14日から18日までの3日間の開催期間に、新潟県美術家連盟会員の作品(日本画、洋画、工芸、彫刻、書道)及び黒龍江省文史研究館の一級美術師の作品(中国画、書道)、合わせて80点余りが展示され、さらに、開催期間中、会場では、両県省の芸術家同士が作品を制作するワークショップが行われ、製作過程を共にすることにより芸術家同士の交流を深める取組もなされるなど、賑やかな雰囲気に包まれた。

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2011.1.31〈№31〉

○氷城ハルビン恒例の冬の祭典で賑わう 去る1月5日に第27回ハルビン国際氷祭りが盛大に開幕した。氷祭り開幕を皮切りに、ハルビン太陽島国際雪博覧会、スキー祭り、「雪の里」観光祭、ハルビン中華・バロック民族文化祭、国際集団結婚式、寒中水泳及び氷彫刻コンクールなど、一連の冬季イベントが相次いで開催される時期となり、国内外の観光客で街中が大いに賑わう。氷祭りの開催期間は45日間の予定であるが、毎年この時期に、氷城ハルビンへの旅行需要はピークを迎える。
 氷・雪の彫刻芸術作品は、太陽島公園の氷祭り会場だけではなく、ハルビン市内の公園、広場、道路等の主要な場所にも設置され、氷祭りの雰囲気を街全体として盛り上げている。

○ハルビンで国際集団結婚式を開催

 1月6日、毎年恒例となっている「国際集団結婚式」が今年も太陽島公園で開催された。極寒の氷雪上で開かれる国際集団結婚式は今年で27回目を迎え、アメリカ、ロシア、カナダ、日本などの海外参加組のほか、地元の中国からの参加者も合わせ、合計18組のカップルが参加。雪景色に囲まれるロマンチックな結婚披露宴は熱気で包まれていた。
 日本からの参加カップルは一組であったが、なんと新潟から来訪したカップルであった。北京からNHKと中国中央テレビ(CCTV)、そして地元からも多くのマスコミ関係者が詰めかけ、日本から参加した新郎の田村さん、新婦の柴立さんも多くのマスコミ関係者に取り囲まれていた。18組の新郎新婦はそれぞれに、主催者側が用意した衣装である中国伝統の民族衣装(新郎“青色”、新婦“赤色”)を身にまとい、一際鮮やかな雰囲気を醸し出し、太陽島公園に駆けつけた多くの人々の祝福の輪に包まれていた。

○黒龍江省の嫩江に「大豆生産基地」建設へ
 黒龍江省嫩江県は、三江平原龍頭橋ダム建設の地として、新潟でもよく知られている場所。中国では大豆の大生産地として知られている場所であるが、このたび、嫩江県政府は、嫩江県に、中国初となる非遺伝子転換大豆に関する科学技術産業パークを建設すると発表した。第12次5ヵ年計画(2010年――2020年)期間中に開園予定で、非遺伝子転換大豆の保護区を構築、純天然の非遺伝子転換大豆生産基地を建設するとともに、大豆の加工産業に関する発展にも大いに貢献するものと意欲を示した。
 嫩江県は中温帯の半湿潤大陸性モンスーン気候地帯に位置して、多品種の大豆栽培に適している地域でもある。現在の嫩江県内の大豆栽培面積は800万ムーに達し、年間平均総生産量は約120万トン、しかもその全ては非遺伝子転換大豆となっており、全国の大豆総生産量の10%を占め、高蛋白の大豆生産地として有名である。今後とも、中国国内の大豆生産の主要基地として、非遺伝子転換の大豆栽培基地として、さらに他地域の追随を許さない好適地となることは間違いない。(1月12日の東北サイトが伝えた。)

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